成績が上がる勉強のやり方はどうすればよいんだろう? 知っておきたい基本的な勉強方法を、駿台予備学校お茶の水校1号館校舎長の小野倫子さんに聞いた。
駿台が教える成績UP術4「先生への質問方法」
授業を受けたり、復習をしたりするプロセスの中で、「こういう条件のときはどうなるのだろう?」「こういう訳を考えていたけれど、不正解なのだろうか?」など、疑問がわいてきたら、先生の所に質問に行きましょう。
先生への質問力を上げよう
質問にも良くない質問と良い質問があります。
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よくない質問の例は「授業でこの問題がわかりませんでした」です。つまり「授業をやり直してください」という意味ですので、失礼にあたります。よい質問の例は「授業でこの問題をここまでは理解できたのですが、ここからわからなくなってしまいました」です。
なぜわからないのか、自分なりに授業を思い返し、調べられることは調べて、それでもわからなかった、その結果の質問は皆さんの学力を飛躍的に伸ばします。
良い質問ができれば成績も上がる
駿台でも4月、5月は良くない質問をする生徒さんが多いのですが、それでも頑張って質問に通っていると、秋くらいに「いい質問するようになったね!」と感じられる生徒がとても多いです。そしてほぼ間違いなく、成績もぐっと上がっていきます。
駿台の先生は1:1で、丁寧に質問に対応します。「こんなこと聞いていいのかな?」と迷ったときは、クラスリーダーという大学生や私たち進路アドバイザーに相談していただくこともできます。
わからないことを放置せず、「がんばって」質問に通ってみましょう。
小野倫子さん
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おの・みちこ 駿台予備学校お茶の水校1号館 校舎長。