参考書は勉強する上での強い味方。評判を気にして買う受験生も多いようです。高校生記者が「買ってよかった!」「成績UPができた」とおすすめする参考書を紹介します。

重要用語を日本史の流れで確認できる

時代と流れで覚える!日本史B用語

私は丸暗記は得意なほうです。ですが、流れを把握するのが苦手で、日本史の点数が思うようになかなか伸びませんでした。そこで買ったのがこの参考書です。

「時代と流れで覚える!日本史B用語」(文英堂、850円)

左ページには時代別のまとめや系図などがあり、右ページで重要用語を流れで確認できるようになっているので、いつの時代かを確認しつつ、暗記していくことができます。自力で、「これは〇〇時代で、〇〇天皇の時で…」とまとめるのは大変だと思うので、とても便利です。

使っている様子
 

日本史を勉強し始めた頃は、一問一答で語句を覚えたつもりでも、問題を解いてみたり、違う形式で問われたりした時、思い出せないことが多々ありました。そこで私は、まずこの本を使って文章で歴史用語を覚えることで流れを頭に入れました。その後、一問一答でさらに専門的な語句を覚えることで、理解度をより深めるようにしています。

薄くて持ち運びに便利、でも内容充実

参考書は分厚くて重いものが多いですが、この本はかなり薄いんです。持ち運びも便利で、通学中に勉強していても邪魔になりません。それなのに、疎かになりがちな文化史や経済史も網羅できるので、本当にこの本に出会えて良かったなと思います。

受験まで1年を切りましたが、この本を活用して日本史を得点源にできるところまで伸ばしていきたいです。(高校生記者・C.Y=3年)