参考書は勉強する上での強い味方。評判を気にして買う受験生も多いようです。高校生記者の卒業生が「買ってよかった!」「成績UPができた」とおすすめする参考書を紹介します。

政治経済に強くなれる、とっておき2冊

一目でわかる新政経ハンドブック2017→2019―大学受験(東進ブックス、1300円)

政治・経済 一問一答【完全版】2nd edition(東進ブックス、1000円)

政治・経済を攻略するのには2つのポイントがあります。①教科書レベルの内容の正確な理解②時事問題やグラフ問題などの応用問題対策です。

「一目でわかる新政経ハンドブック2017→2019―大学受験」(東進ブックス、1300円)と「政治・経済 一問一答【完全版】2nd edition」(東進ブックス、1000円)

政治・経済は、地歴よりも暗記量が圧倒的に少ないです。そのため、内容が深い問題やひねりを加えた問題が出題されるため、正確な理解が必要です。そして、教科書では対策できない応用問題も私大入試では出題されます。

グラフ解説もていねい

私がこの2冊をおすすめする理由として、先の①と②の両方の対策が行えるからです。

最初に「新政経ハンドブック」を使って内容の理解をしていました。この参考書は文章での説明が少なく、図を用いた説明が多いため、財政や金融のような難しい分野を簡単に理解することができます。また、グラフの解説もていねいなので、内容と同時におさえることがおすすめです。

基礎から時事問題分野まで網羅

そして、「政治・経済 一問一答」で暗記と正しく理解できているかの確認を行います。この一問一答では基礎分野はもちろん、さらに深い分野や時事分野も関連付けしてあるので、この1冊だけでかなりの知識量が身に付きます。

「政治・経済 一問一答」の中ページ

私はこの一問一答で一通り暗記が終了したら、赤シートでの確認と音読をしていました。暗記量が少ないとはいえ、赤シートで一問一答の一周には時間がかかるため、音読を一週間で一周できるスピードで行い、内容になるべく触れるようにしていました。

政治・経済は理解さえできてしまえば、地歴よりも勉強時間を少なくすることができます。独学で勉強した私でもしっかり理解できました。(高校生記者=もっきー)