高校生と大学生の大きな違いの1つは「空き時間」(空きコマ)の存在だ。決められた時間で決められた休み時間があった高校生と違い、大学生は時間割をほぼ自由に決められる。そのため人によっては授業がない空き時間がある。理系の大学に通う私の日常を伝える(TOMO・大学3年)

ゲームに勉強 空き時間は自由時間

私や友人は、昼休みを挟んだ2限と3限の計2時間半空いていることが多い。大学は高校に比べて持ち物の指定や禁止が少なく、基本的には何を持ってきても許される。そのためトランプやカードゲーム、ゲーム機などを持ってきて友人と遊んでいる学生も、食堂では見かけることがある。

理系大学生の食事を支えるカップ麺

ノートパソコンを持っている学生は、食堂で作業をしている人もいる。私も友人と話しながらレポートの課題を行う時もある。試験期間が近づいてくると、空き時間で試験勉強をする学生も増える。

学食は混みすぎ、カップ麺を選ぶ人が多い

大学生も昼休みには昼食をとるのが普通だが、空き時間がある学生はその時間にずらして食事をとる人も多い。一方で空き時間のない学生は昼休みに食堂に一斉に集まる。その結果昼休みには食堂が混みあって食事がとれない人も多い。

食堂以外にも食事ができるスペースはある。私のようにお弁当を持ってきている学生は問題ないが、持ってきていない人の多くは結局、すぐに用意ができて、すぐに食べられるカップ麺や総菜パンを食べていることが多い。

自由なキャンパスライフ

空き時間は基本的に自由に過ごしていい。もし自宅にパソコンがなければ、大学にいるうちにパソコンでしかできないことをやるのも良い。大学の図書室で本を借りて静かな空間で読書をするのも良いだろう。この時間は大学にいながらも自分のことができる貴重な時間でもある。どう有意義に使えるかが大学生には重要なのかもしれない。