福岡・久留米大学附設高校の文化祭「男く祭」が、4月27 、28日に開催された。ユニークな名称は男子校時代からのもので、共学になった今も引き継いで使用している。期間中は中高生や保護者ら約2500人が訪れた。

実行委員長の上田弦君(3年)は「今回はバザーやライブなど19ものプロジェクトが立ち上がりました」と胸を張る。

中庭では、女子のみで運営するホットサンドの店が大繁盛。男子による「女装コンテスト」も盛り上がっていた。教室では「幹細胞と発生・再生の生物学」と銘打った模擬授業もあり、来場者を飽きさせない。

メーンイベントは校内一のイケメンを決める「カッコメン」だ。ステージに上がった候補者は、女子生徒を相手に自分が考えた理想の告白方法を実践する。きざなせりふで語りかける者もいれば、実際にプレゼントを渡す生徒もいて、場内を沸かせた。

来場者による投票の結果、重野正義君(2年)が1番のイケメンに輝いた。(文・写真 吉永恵子)