みなさんは将来の夢やなりたい職業は決まっているだろうか? 今年の春に高校を卒業し、高校生新聞による表彰「高校生新聞社賞」を受賞した質問をぶつけてみた。その中から6人の声を紹介しよう。

1 心を理解する指導者に

今、なりたいものはスポーツ指導者です。部活動で出会ったコーチに憧れを持ったことがきっかけです。スポーツの技術だけでなく、人の心理を理解した上で技術の向上につなげる指導者になりたいです。また、これから先の進路でもっと自分にたくさんの可能性を持ち、色々な経験を学べる人になりたいと思っています。(神奈川・金沢総合高校 加藤史夏)

2 食の大切さを伝える

私の夢は、栄養士になることです。毎日お母さんにお弁当を作ってもらって、3年間とても感謝しています。今度は、私がお母さんや家族に栄養バランスの整った食事を作りたいと思います。そして、放送部での活動を生かし、食の大切さを多くの人々に伝える仕事をしていきたいです。(静岡・東海大学付属静岡翔洋高校 望月利奈)

3 尊敬する先生を目標に

私の夢は小学校教員です。子どもたちを「ありがとう」「ごめんなさい」がしっかり言える人、人として当たり前の行動ができ、人間関係を大切にする人に育てたいと思います。自分が尊敬する先生を目標に、いつかは超えていきたいと思います。(東京・上水高校 大舘佑紀)

4 ゲームで夢と感動を

私は中学生の頃からゲームプランナーになりたいと思っていて、高校卒業後は専門学校へ行く予定です。とあるゲーム作品に感動し、自分も人が感動できるものを作りたいと思っていたのがきっかけです。将来は、ゲーム作品が自分に夢と感動を与えてくれたように、自分も人に感動や夢を与えられる人になりたいと思っています。(愛知・豊橋中央高校 本田かずひろ)

5 建築で人の暮らしを豊かに

建築や地域貢献について学び、地元の木材をつかった家づくりをしたいと思っている。そのため建築や地域に関わるイベントに自ら参加し、経験を深め、自分たちと違う暮らし方をする人を見て、新たな視点で考えることができる人間になりたいです。(熊本・玉名高校 西嶋星ラ)

6 チアリーディングにずっとかかわりたい

今の目標はチアリーディングの世界大会に出場し、良い成績を残すことです。またチアリーディングがオリンピック種目になる可能性もあるので、自分が引退した後もチアリーディングにかかわり、日本で広めていきたいです。大学進学後は、自分の専門分野だけでなく外国語もしっかり学びたいと考えています。そして社会人になってから世界で活躍できる仕事をしていきたいです。(東京・多摩大学目黒高校 日笠璃音)