第一志望の高校に行けず、新学期を目の前にして気分が重いという人はたくさんいると思う。かく言う私も1年前、第一志望の高校に落ちてしまって憂鬱な気分で新生活を始めた一人。そんな私がどのように立ち直ったのか「今の高校に入学してよかった!」と思えるようになったのか、その方法を3つ紹介したい。少しでも前向きな気持ちになってもらえたらうれしい。
1 無理に前向きになろうとしない
自分の実力が足りずに達成できなかった結果だとわかっていながら、どこかでその現実を受け入れられなかった。でも、たまには落ち込んでもいいと思う。私にとってはゆっくり時間をかけて自分の現状を知り、どうしたら同じ失敗を繰り返さないか、どうしたら自分のゴールにたどり着けるかを考え直すいい機会になった。
2 学校のこと以外にも没頭できるものを見つける
私は大学受験を視野に入れ始めて、将来の生き方について、より具体的に考えるようになった。さまざまなイベントに参加したり、学外活動に参加してコミュニティを広げたり、 充実した日々を過ごせている。 学校のテストが上手くいかなくても、「多くの人が挫折して頑張り続けたから成功している」「勉強ができないだけでへこんでいる場合ではない」という考えを持つことができて、次のステップに進める。
3 青春は自分で作るものだと心得ておく
これは、第一志望校合格者とそうではない者に共通していることだ。当然のことだが、他人や環境に期待してばかりで自分が働きかけなければ想い描いた青春はおくれない。自分から楽しいと思わないと本当に楽しいことも始まらないと思う。(高校生記者・三浦真菜=3年)