駿台予備学校は2月15日、大規模な難関大学を中心とした「主要私立大学22校」の2019年度一般入試の志願者数(2月8日時点の途中集計)をまとめた。学部系統別の志願動向をみると、この数年続いていた文系の人気上昇に陰りがみえているという。

22大学の文系学部では、法学系統が前年度並みだったが、志願者が多い経済・経営・商学系統が前年度に比べ98%に減っている。人文科学系統は95%に、社会系統は93%に減っている。一方、総合科学系統は、青山学院大学、中央大学の学部新設の影響もあり、前年度比114%に増加している。

22大学の理系学部では、工学系が前年度比102%に増えている。中でも情報工学系が前年度比109%と人気が高まっている。理学系は前年度並み。農・水産系統は前年度比91%にとどまっており、人気低下が続いている。