無形文化遺産に「ナマハゲ」など
政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に推薦していた、「男鹿のナマハゲ」(秋田県)などの国内の行事をまとめた「来訪神 仮面・仮装の神々」が登録される見通しになった。神々の仮面・仮装した者が家々を訪れる8県の10行事で構成されている。無形文化遺産は祭りや伝統工芸技術などが対象。10行事は次の通り。
▽吉浜のスネカ(岩手県大船渡市)▽米川の水かぶり(宮城県登米市)▽男鹿のナマハゲ(秋田県男鹿市)▽遊佐の小正月行事(山形県遊佐町)▽能登のアマメハギ(石川県輪島市・能登町)▽見島のカセドリ(佐賀市)▽甑島のトシドン(鹿児島県薩摩川内市)▽薩摩硫黄島のメンドン(同県三島村)▽悪石島のボゼ(同県十島村)▽宮古島のパーントゥ(沖縄県宮古島市)(10月24日)
シリアで拘束された安田さんが帰国
内戦下のシリアで3年4カ月にわたり拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さん(44歳)が解放され、帰国した。安田さんは2015年6月にシリア入りした直後に拘束された。拘束中は虐待を受けていたという。安田さんを拘束した勢力は明らかになっていない。(10月25日)
沖縄で米軍飛行場の移設めぐる県民投票実施へ
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古(へのこ)への移設の賛否を問う県民投票を実施するための条例が沖縄県議会で成立した。都道府県レベルの住民投票は全国で2例目。県内の18歳以上の有権者が投票できる。政府は移設を進める構え。県民投票の結果に政府を動かす法的な拘束力はないが、移設反対を掲げる玉城デニー知事は、県民の意思を示す機会にしたい考えだ。(10月26日)