プロ野球の新人選択(ドラフト)会議が10月25日、東京都内で開かれ、プロ志望届を出していた高校生のうち37人(投手16人、捕手4人、内野手12人、外野手5人)が指名された。

今年、2度目の甲子園春夏連覇を果たした大阪桐蔭(大阪)を投打で引っ張った根尾昂内野手は4球団が競合し、抽選で中日が交渉権を得た。同校の藤原恭大外野手は3球団が競合し、ロッテが交渉権を得た。大阪桐蔭は4選手が指名された。夏の甲子園で準優勝した金足農(秋田)の吉田輝星は、日本ハムが交渉権を得た。

指名された高校生は次の通り。(敬称略、カッコ内はポジションと在籍高校)

【西武】▽2位 渡辺勇太朗(投手、埼玉・浦和学院)▽5位 牧野翔矢(捕手、石川・遊学館)

【ソフトバンク】▽3位 野村大樹(内野手、東京・早稲田実)▽5位 水谷瞬、外野手島根・石見智翠館)

【日本ハム】▽1位 吉田輝星(投手、秋田・金足農)▽2位 野村佑希(内野手、埼玉・花咲徳栄)▽4位 万波中正(外野手、神奈川・横浜)▽5位 柿木蓮(投手、大阪桐蔭)▽6位 田宮裕涼(捕手、千葉・成田)

【オリックス】▽1位 太田椋(内野手、奈良・天理)▽5位 宜保翔(内野手、沖縄・KBC学園未来沖縄)

【ロッテ】▽1位 藤原恭大(外野手、大阪・大阪桐蔭)▽4位 山口航輝(外野手、秋田・明桜)▽6位 古谷拓郎(投手、千葉・習志野)▽8位 土居豪人(投手、松山聖陵)

【楽天】▽3位 引地秀一郎(投手、岡山・倉敷商)▽5位 佐藤智輝(投手、山形・山形中央)

【広島】▽1位 小園海斗(内野手、兵庫・報徳学園)▽3位 林晃汰(内野手、和歌山・智弁和歌山)▽4位 中神拓都(内野手、市岐阜商)▽5位 田中法彦(投手、三重・菰野)▽7位 羽月隆太郎(内野手、鹿児島・神村学園)

【ヤクルト】▽3位 市川悠太(高知・明徳義塾)▽4位 浜田太貴(外野手、大分・明豊)▽6位 鈴木裕太(投手、新潟・日本文理)

【巨人】▽2位 増田陸(内野手、茨城・明秀日立)▽3位 直江大輔(投手、長野・松商学園)▽4位 横川凱(投手、大阪・大阪桐蔭)▽5位 松井義弥(内野手、福岡・折尾愛真)▽6位 戸郷翔征(投手、宮崎・聖心ウルスラ)

【DeNA】▽4位 勝又温史(投手、東京・日大鶴ヶ丘)▽5位 益子京右(捕手、栃木・青藍泰斗)

【中日】▽1位 根尾昂(内野手、大阪・大阪桐蔭)▽4位 石橋康太(捕手、東京・関東一)▽5位 垣越建伸(投手、山梨・山梨学院)

【阪神】▽2位 小幡竜平(内野手、宮崎・延岡学園)▽5位 川原陸(投手、長崎・創成館)