海に花火にお祭り……夏休みになったら何をしようか、計画を立てている人も多いだろう。勉強や部活、遊びの予定とやりたいことがたくさんある高校生は、どうしたら有意義で充実した日々を過ごせるだろうか。高校生記者の金子瑞実さん(3年)にこれまでの体験を振り返ってもらった。

ダンスを学びにロンドンに留学

私は高校1年の夏にコンテンポラリーダンスを学びに、1カ月ロンドンに留学した。1日に複数のレッスンを受け、ホームステイ先に帰ればホストマザーと時間を過ごす日々を繰り返した。特に刺激的であったのはレッスンであり、振りの小さな動きにまで気持ちを込める練習をした。何よりも恥ずかしがらずダイナミックに踊れたのが開放的だった。毎回レッスンの最後に選抜された人が大勢の前で振りを踊る。留学の初めの頃は先生に気づかれずにいたが、最後のレッスンには選抜され、涙があふれる程うれしかった。

ロンドンに留学したときの金子さん

毎日を自分にとって刺激的な日にしよう

勉強の進め方は、あえて毎日に(勉強以外の)予定を入れることが大事だと思う。私は2年生の夏に毎日勉強をしようとし、予定を立てなかった。しかし、これでは勉強はするものの、時間を有効に使えていなかったように思う。勉強以外に予定が入っていると、やらなければいけない課題を少しずつ進めて行くことができた。毎日を自分にとって刺激的な日に変え、夏休みを過ごすのがコツだと思う。