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文部科学省が民間企業と協力して高校生の留学を支援する「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」高校生コース第2期生の募集が始まった。2016年度の留学が対象。15年度の1期生に比べ、対象者を増やし、応募書類も高校生が応募しやすいように改善したという。
長期留学も対象に
高校生が自分で留学計画を立てて応募し、審査を通れば、渡航費や授業料、現地活動費が支給される(金額は留学先・機関により異なる)。民間企業166社(10月時点)が寄付金を出して支援する。
2期生の募集人数は500人。「高校時代に留学してこそ、大学で質の高い留学ができる」という考えから、1期生(300人)より増やした。
2016年6月24日から翌17年3月末までに出発する留学が対象。留学内容によって、アカデミック▽プロフェッショナル▽スポーツ・芸術▽国際ボランティアの4分野から選んで応募する(表)。アカデミック分野は今回から、語学を中心に学ぶ「テイクオフ」と、長期留学の「ロング」が加わり3コースになった。
前回より応募しやすく
各分野とも、高校留学の「日本代表」として留学先の学校以外での実践活動(現地高校生との交流や関心のある施設の訪問など)や、日本の良さを伝えるアンバサダー活動(日本文化の紹介や出身地の魅力の発表など)が求められる。帰国後は、留学体験を周囲に発信する活動も期待される。
応募締め切りは2016年2月17日。高校1・2年生のほか、入学高校が決まった中学3年生も応募できる。書類と面接の審査を経て5月に合格者が決まる。留学計画などを記す書類には、高校生が書きやすいようイラストや写真を使って自由に表現できる自己PR欄も設けた。
また、新高校1年生(中高一貫校生を含む)には別途、4月22日締め切りで、アカデミックコース(テイクオフ)の募集期間が設定されている。
文科省国際教育課の吉澤菜穂美さんは「全ての高校生に参加のチャンスがあるように制度をつくっているので、お金や学力などのことで諦めずに、応募してほしい」と話している。
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※詳細は公式サイト「トビタテ!留学JAPAN」を参照。