![](https://koo.ismcdn.jp/mwimgs/2/1/660m/img_21c37af09a88e6f82cc647af863d4b14252648.jpg)
久留米大学附設高校(福岡)の文化祭「男く祭」(4月21、22日)に名物企画がある。NHKEテレの番組「ピタゴラスイッチ」に触発されて作ったからくり装置「フセツスイッチ」だ。教室の半分近くを占める巨大さ。9年前から続く企画だが、意外にも本番で成功したことは一度もないという。
![](https://koo.ismcdn.jp/mwimgs/0/0/660m/img_005304438987c81282fc6cfe15106c2d274068.jpg)
装置の材料は割り箸や竹串、プラスチックカップ、ホームセンターで買った木材などだ。仕掛け満載のコースをビー玉などが転がっていく。「メンバーは11人で、個人で一つずつ作って合体させています。春休みから1カ月くらいで作りました。実際に合体させたのは本番1週間前から。装置の組み合わせは試行錯誤して、感性でうまく動きそうなものを探しました」(リーダーの竹中翔一君・3年)
![](https://koo.ismcdn.jp/mwimgs/1/e/660m/img_1e2f0423bddbf93ba2c324f090e91846243590.jpg)
苦労したところは、個々で作った装置を連係させること。「装置単体ではきちんと動くけれど……。連係は難しいですが、自分で作った装置をほかのメンバーの装置と合わせていくのは楽しい」
![](https://koo.ismcdn.jp/mwimgs/9/1/660m/img_91dfc2abca4a4ebdfb41cd025e731ff0225694.jpg)
いざ、本番。装置の途中で何度かビー玉が止まり、手で動かした。残念ながら、今年も本番で成功とはならなかったが、来年はぜひ成功させてほしいものだ。 (文・写真 吉永恵子)
![](https://koo.ismcdn.jp/mwimgs/3/a/660m/img_3af21bcd92515217317ff2ccd568498b250310.jpg)
![](https://koo.ismcdn.jp/mwimgs/c/b/660m/img_cb7bd927e0a4a5951bb0d6b965f0db5e247334.jpg)