“黒子ロボット” 伝統芸能の動きを再現
人形を操り、芝居をする大阪の伝統芸能・文楽。マッスル株式会社が開発した「黒子ロボット」は、モーターの高度な制御技術で、文楽の演者である黒子の動きを再現した。国宝級の技術の伝承を、ロボットを介して行うことができるという。

ロボットが身近な存在になりつつある。介護や子育てなど、人が抱えがちな問題に最新技術はどんな解決策をもたらすのか、どんな豊かな生活を与えてくれるのか。大学や企業の研究者らが開発中の最先端ロボットを一堂に集めた2017国際ロボット展(11月29日~12月2日、東京)を取材した。(文・写真 野村麻里子)
人形を操り、芝居をする大阪の伝統芸能・文楽。マッスル株式会社が開発した「黒子ロボット」は、モーターの高度な制御技術で、文楽の演者である黒子の動きを再現した。国宝級の技術の伝承を、ロボットを介して行うことができるという。