健闘し表彰式に臨む東山の選手たち

全国高校総体(インターハイ)バレーボール男子で、東山(京都)が、準決勝で清風(大阪)に惜敗した。

強豪次々に破る

2回戦で、一昨年優勝校の東福岡(福岡)を破り波に乗り、強豪の創造学園(長野)にも競り勝ち、清風と対戦した。

第1セット、伸び伸びとしたプレーで緩急をつけた攻撃が決まり、22-20と勝利を目前とした。が、このあと、ブロックを決められるなどして22-25で逆転を許した。第2セットはアタックを打ち合い、粘りのラリーで大接戦。22-24と迫ったが23-25で及ばなかった。

主将「春高では日本一を目指したい」

同校はこれまで2012年のベスト8が最高。豊田充浩監督は「名前負けせず。よく頑張った。シードを破ったのは自信につながる。(2年生以下が半数以上で)まだまだ発展途上」と、これからの伸びに期待をかけた。

また、ゲームキャプテンの酒井裕輝選手(3年)は「ベスト6」にも選ばれた。リベロの小川峻宗主将は「3年生が2年生を助けられなかった。リードしている時の気持ちの持ちようが難しい。今回の結果に緩むことなく、レシーブとブロックなど1から見直し、来年の春高では『日本一』を目指したい」と意気込んだ。(文・写真 南隆洋)