全国高校総合文化祭(みやぎ総文)が7月31日に開幕し、総合開会式終了後、仙台市中心部の宮城野通で国内外の高校生約 2000人がパレードを行った。
「星あかりがつなぐ創造の道」をテーマに、宮城野原公園総合運動場から榴ヶ岡駅近辺までの約950メートルのコースを、強い西日に負けない笑顔を浮かべた生徒たちがマーチングバンドやバトントワリングの演奏や演技を披露した。
埼玉・山村国際高校バトントワリング部は、鮮やかなバトンさばきで観客を楽しませた。部長の古川杏樹さん(3年)は「総文祭に出られることが幸せ。みんなで力を合わせて精一杯踊ることを意識した」と話した。バトンの強豪校である同部。長い時間だらだらと練習するのではなく、短い時間でテキパキと行動することを心掛けているという。(文・写真 野村麻里子)