空手 個人形で4冠達成 久保弘樹(大阪・大阪学芸3年)

8月のインターハイ、空手・男子個人形で初優勝を飾った久保弘樹=大阪・松原六中出身。3月の全国高校選抜、6月の東アジアジュニア選手権(東京)、7月のアジアジュニア選手権(ウズベキスタン)に続く4つ目のタイトル獲得となった。 「アジアジュニア選手権の経験が自信になり、インターハイでは緊張しませんでした」と久保。インターハイを制したことで、12月の全日本選手権への推薦出場が決まっている。( 神谷久美子、写真提供=ユナイテッドセブン・フォトエバー)

 

馬術 苦手克服し日本一 鈴木藍 (奈良・山辺3年)

鈴木藍=京都・亀岡南桑中出身=が、8月15 ~ 17日に東京で開かれた全日本高校馬術選手権で初優勝した。1、2年時は予選敗退。今年は苦手な馬場馬術を克服して臨んだ。決勝の馬場馬術では終盤に会場から子どもの声が漏れて馬が動揺したこともあり、6.5点のアドバンテージを相手選手に許した。だが、続く障害飛越で落ち着いた綱さばきを見せ、逆転で勝利した。 鈴木は「予選通過だけでもうれしかったのに、まさか優勝できるとは。決勝の障害飛越は持てる力を出し切りました」と声を弾ませていた。(神谷久美子)

 

射撃 エアライフル初V 山田聡子 (滋賀・水口3年)

山田聡子=滋賀・水口中出身=は7月28 ~ 31日に広島で開かれた全国高校ライフル射撃競技選手権の10㍍エアライフル個人部門で頂点に立った。山田はビームピストルで、昨年の国体から高校選抜、全日本選手権と3冠を獲得しているが、ライフルでのタイトル獲得は初。山田は「練習時間の使い分けが難しいですが、国体でも頑張りたいです」とさらなる飛躍を誓っていた。 (神谷久美子)