ソフトボール部 奈良女子(奈良)県大会でV2

5月12日、近畿高校選手権県予選(生駒市)で2連覇を飾った。 決勝は天理を3対0と完封。初回に先頭打者が生還して先制すると、2回と4回にも得点。鉄壁の守備で相手打者をぴしゃりと抑えた。

山本終子監督は「バッテリーはしっかりしていたので点を取られる心配はなかったのですが、相手投手の調子からすれば、もっと点が取れた。欲しいところでタイムリーが出なかったのは課題」と気を引き締める。

次はインターハイ予選。吉田美優主将は「もっと内野を強化して、バッティングでは大事なところで自分のプレーができるようにならないと。目標はインターハイベスト4です」と大きな夢に燃えている。 (神谷久美子)

軟式野球部 硬式野球部 比叡山(滋賀) 県大会でアベックV

比叡山(滋賀)軟式野球部が、春季高校滋賀大会の決勝で瀬田工を13対1で退け、2年ぶり32回目の優勝を決めた。

「初めて公式戦で投げた投手は経験が少なく、若さが出た。継投の投手は大量得点のおかげでうまく投げられましたが、レベルの高い大会で接戦になった時にどう対処するかです」と渡辺雅信監督。近畿大会は「まず1勝」を合言葉に、自らが崩れないようにしたいとしている。

また硬式野球部は、春季高校滋賀大会決勝で彦根東を8対6で下し、13年ぶり12回目の頂点に立った。

河畑成英監督は「バットをしっかり振れる選手が機能してくれたが、夏の大会は先制点が重くのしかかる。上を狙うなら、チャンスを確実に得点につなげなければ」と襟を正す。

両部は刺激を与えあっており、「学校にとっても明るい話題です」と渡辺監督は笑みを見せた。(神谷久美子)