毎年、県内外から入部希望者が集まる佐野日本大学高校サッカー部。今年度は、過去最多という150人を超える部員が汗を流している。 (文・写真 幡原裕治)
昨年度のインターハイ、高校サッカー選手権は、ともにベスト16。「尊敬する前の主将のように、プレーでチームを引っ張りたい。それに加えて、下級生と積極的にコミュニケーションを取りたい」と、主将の須田啓太君(3年)は語る。
昨年度のチームの中心だった選手が卒業し、メンバーはがらりと変わった。新チームのレギュラーには2年生も多く「今年はまだ点の取り方がつかめていない」と斉藤芳幸監督が言うように、今は試合をこなしながら課題を修正している段階だ。インターハイ県予選までの残り少ない期間で、どれだけチームの完成度を上げられるか。目標は全国ベスト8。6月に初戦を迎える。