部活の後輩がなかなか言うことを聞いてくれない……読者の中学3年女子・金平糖さんからLINE公式アカウント「高校生新聞編集部」に相談が寄せられました。読者から届いた声、アドバイスを紹介します。
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【お悩み】後輩が言うことを聞いてくれない
ハンドボール部の後輩たちが指示を聞いてくれなくて困っています。次の練習メニューを伝えたり、練習時の注意をしたりしても、聞いてくれません。
反抗している、というより、そもそも指示に気づいていません。練習時にふざけたり、大声で話したりしていて、呼びかけが届いていないんです。私や先生が話していても、よそ見をしたり関係ない話をしたり、話が終わる前に解散してしまったりしています。
一度しっかり注意したいのですが、どう注意すればいいのか、対応の仕方がわかりません。(金平糖・中学3年女子)

困っていることを伝える
後輩が「先輩の言うことを聞かなくても自分でできる」と思っているからかも。一度後輩全員を呼んで、今の状況を把握させて、しっかり指示や話を聞くように言った方がいい。自分が困ってることをしっかり伝えれば、後輩もわかってくれると思います。(もつお・高校2年男子)
気を引く言葉を使ってみる
注意すると雰囲気が悪くなりやすいから、まずはこちらから気を引く方法を考えてみては。聞く気がないわけではないのだから、最初に気を引く言葉で注意を向けさせてみると、話を聞いてくれるようになるかも。(やよた・高校3年男子)
「~しよう!」と注意する
「〜して!」ではなく、「〜しよう!」という語尾で注意してみると良いです。きっと後輩の皆さんは、あなたほど部活動に対する思いが強くないのかも。そんな人のやる気を高めるためには、自分から笑顔で声を掛けるしかありません。人ってなかなか変わらないものなので、辛抱強くやってみてください……!(まじっく・高校3年女子)
大きな声で呼びかける
私の経験では、「大きな声を出す」のが一番効果的でした! ずっとではなく、「ちゅうもーーく!」「はい!こっち向いてー!」など、取りあえずこちらに耳を傾けさせるのが大切。それでも聞いてくれない時は、個人に声をかけて、「こっち向いてね」とお願いするといいですよ。(合唱人・中学3年女子)
あえて静かにしてみる
何か話さなければならないとき、自分は「沈黙する」手段を使いました。みんなが注目するところにいるのに静かにしていると違和感を抱き、絶対誰か気がつき、ガヤガヤしている空間が静かになっていきます。話をするのが全てじゃありません。(ホームズ・高校2年女子)
信頼できる先生に頼る
信頼できる先生に相談したり、話しやすい先生や注意してくださる先生に頼ってみるのもいいかも。私も中3で副部長のとき、話を聞かない1年生の後輩がいました。顧問の先生が指摘してもなかなか直らず、学年主任の先生方が対応してくださいました。(ののか・高校1年女子)
ゆっくり話し合ってみる
顧問の先生に相談して、部員全員でゆっくり話し合う時間をとるのが良いと思います。私も同じような出来事がありましたが、長めのミーティングの時間をつくり、部員の考えや困りごとの共有をしてから、部員の気持ちが一つになれたのを覚えています。(ぼたん・高校1年女子)
真面目にやらない人は放っておく
いま中学3年生なら、もうすぐで部活も引退すると思うし、あと少しの期間なので我慢しておくのがいいのでは。下手に後輩たちに注意すると、関係がギクシャクしてしまう場合も。真面目にやらないような人たちは無視して放っておいたらいいと思います。(まめみ・中学2年女子)
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