私は「大阪・関西万博」の雰囲気に魅了されています。すでに13回訪れ、国内・企業パビリオンはすべてまわりました。特に印象に残った3つを紹介します。夏休みなどに行く予定がある人はぜひ参考にしてください!(高校生記者・モアイ=2年)
【1】「いのち動的平衡館」今を大切に生きようと思える
一つ目は、生物学者・福岡伸一さんがプロデュースしたパビリオンです。
テーマは「いのちを知る」。目玉は生命の歴史をイメージしたLEDによる光のショー。展示を通じて、生きる意味や希望を再発見できます。
展示を見て、「私たちが今ここに生きているのは奇跡の連続だ」と強く感じ、「今を大切に生きよう」と思える時間になりました。「生きるとは何か?」という哲学的な問いに、自分なりの答えを探すきっかけになるはずです。
【2】「いのちの遊び場 クラゲ館」音楽に合わせて一緒に踊れる
二つ目は、音楽家で教育学者の中島さち子さんがプロデュースしたパビリオンです。
テーマは「いのちを高める」。印象に残った体験は、円形のホールで、ぐるっと囲むように設置されたヴィジョンに映し出された動画を見て、音楽に合わせながら来場者と一緒にしたダンスです。体を動かしながら、さまざまな人とつながる体験ができます。
世界中にはいろいろな人がいて、それぞれの文化や言葉があります。でも、音楽に合わせて一緒に踊れば、自然とひとつになれると実感しました。
【3】「NTTパビリオン」離れた場所でも近くに感じる最新技術
次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」をテーマにした、NTTのパビリオンです。空間伝送技術という最新の技術を体験できます。来場者の写真を撮影し、バーチャル上で再現されるんです。

離れた場所にいても、すぐ近くにいるように感じられる技術です。最先端の科学に触れ、「これから世界はどこまで近づいていくのだろう?」とワクワクしました。
- モアイ 大阪府在住。生徒会長経験者。コミュニティーに関する課題研究に力を注ぐ。趣味はスキー。