「どうしてもやる気が出ない」「どこから手を付けていいかわからない」。苦手科目に悩む高校生のために、先輩たちが実践して効果を実感した克服法を紹介します。

【1】親に報告するスタイル

やらなければいけない教材を全部リストアップして、どれをいつやるかスケジュールに落とし込んでいます。自分の中で「義務化する」ことで、避けずに習慣化できました。

あわせて、親に今日やった勉強を報告する形をとっています。親に客観的に予定を見てもらうことで、「この教科、最近やれてなくない?」とアドバイスももらえるので私に合っていました。(にゃー=2年)

【2】「少しだけ」手をつけてみる

「最初の5問だけやろう」と思って取り掛かるようにしています。完璧にやろうとすると嫌になってしまうのは当たり前。なので、最初のハードルを下げて勉強するようにしています。最初のハードルを下げることで、勉強に取り掛かりやすく達成感を得られるようにしています。(芽郁=3年)

【3】やる時間を固定する

私は苦手科目に全くやる気が出ないタイプ。なので、まず苦手科目と向き合う時間を作るために、勉強時間を固定にしました。それだけでははかどらなかったので、好きなアーティストの楽曲をYouTubeで流して聞くようにして苦手科目の勉強時間を確保しました。音楽を流しても集中できるならおすすめです。(けやき=3年)

【4】「できた」ところに目を向ける

私は好きな科目を後回しにして、まず苦手な科目の勉強をしていました。「この科目を勉強したいから苦手科目を頑張る!」というようにして、頑張って苦手科目と向き合いました。苦手科目を勉強する時は、間違いだけに目を向けてしまいがちだったので、「前、できなかったところができた」という成功体験を大切にしました。(るぅか=3年)