「部活の後輩との接し方に悩んでいる」と読者の中学3年女子・さやちゃさんからLINE公式アカウント「高校生新聞編集部」に相談が寄せられました。読者から届いた声、アドバイスを紹介します。

【お悩み】後輩への話しかけ方が分からない

私は文化系の部活に所属しています。後輩が15人ほどいるのですが、どう話しかければいいかわかりません……。話しかけようとしても、話題が見つからずに、お互い無言になってしまう時があります。特に一対一だとうまくいきません。

後輩たちは、同期や先輩から話題を振られると話している印象です。私自身は、仲のいい子は自分から話題を振って盛り上がれるのですが、そうではない同級生や先輩相手だと、話題を提供してもらってから初めて話せる状態です。

基本的に、仲がいい子以外に世間話などを話すのは得意ではないです。でも、そうすると後輩との絆ももろくなってしまうと思います。どうすればよいでしょうか?(さやちゃ・中学3年女子)

後輩との無言の時間をなくす方法は?(写真はイメージ)

部活の話題から話を広げてみよう

部活の後輩だからこそ、始めは部活についての話題を中心的に話して、ある程度会話が弾んできたら、休憩時間に「好きな歌手は誰?」「普段の土日何するの?」など、少しずつ話題を広げていくと良いでしょう。(未来の音・高校1年男子)

まずは褒めてみる

まずは後輩を褒めてみましょう。例えば、美術部なら「絵が上手い」から始めて、そこから「どうやって塗ってるの?」「ここ、こうやったらいいと思うよ」と話しかけてみるのもありかもしれません。同級生ではないので、趣味や性格は全く分からないから、「同じ部活の仲間」という共通点を使って話しかけに行くのが一番だと思います!(ちゃめ・高校1年女子)

相談に乗ってみる

部活の後輩ならば、部活で困っていることを聞いてみたり、上達するためのアドバイスを伝えてみたりするのがいいと思います。先輩として、部活以外にも学校生活に関する相談に乗ってみたら話が続くと思います。私もこの方法で後輩との話を弾ませられましたし、仲良くなれました。(ぺぺ・高校2年女子)

鉄板は先生ネタ

後輩とよく話す内容は、先生について。授業の合間の雑談エピソードなど、同級生と話すより色んな先生のことが知れて、面白いですよ! 推し、恋バナ、自分たちの家族構成、体育祭での組分け、誕生日、長期休暇何したかなど、話題は挙げればキリがないです。自分たちが先輩と話した雑談の内容も参考にしてみてください。(さくら・中学3年女子)

「向き合い方」を語ってもらう

「実はあの先輩、授業中爆睡だよ」など先輩の意外な一面を話したり、単純にカバンについてるキーホルダーの話をしてみたりしていました。時には、真剣に部活への向き合い方について聞くと、「ちゃんと考えてるんだな」「実は1つ下の学年ではこんな意識でやってたんだ」とわかりますよ。(えふぁ・高校3年女子)

友達を巻き込んでみて

部内の仲のいい友達と一緒に声をかけに行ってみたらどうでしょう? 仲のいい人と一緒なら、いつも通りの流れで話せるのではないかと思います。ある話題に対して自分のことについて話したあと、「後輩はどうなの?」みたいに話しかける流れを生み出せれば、自然とうまくいくと思います。(いりたく・高校1年男子)

無理してたくさん話す必要はない

自分が無理をしてまでたくさんの後輩と話そうとする必要はないんじゃないかと思います。仲良くしたところで、卒業したら付き合いはそこまでなくなると思うので、そんなに深く付き合う必要はないと思います。(さらだ・中学3年男子)

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