受験期は仲間との関係性が変わる時期でもあります。年内入試で進路を決めた高校生は、一般選抜に挑む同級生とどう関わればよいのでしょうか。大学生・専門学生が、受験生時代を振り返りながらアドバイスします。

できるサポートを探す

【1】面接練習に付き合う

年内に進学先を決めた私は、一般受験で頑張っている子が勉強しているときに一緒に勉強したり、友達の息抜きに付き合ったりしていました。面接練習の際に、面接官役でサポートしたこともありました。「ゆるい空気」ではいられないので、緊張感をみんなが持って勉強できるように心がけました。(すあ=専門学校2年)

面接練習に付き合う

【2】さりげない応援で背中を押す

私は年内に進学先を決めました。一般入試組の進路が決まるのは年が明けてからなので、自分からは進路が決まったと言わないようにして、みんなと一緒に勉強していました。私の合格を知っている人たちには、さりげなく小さなチョコやラムネを机に置いて、キットカットには一言メッセージを書いて、陰ながら応援していました。(みとたま=大学1年)

特別なことはしない

【3】そっとしておく

そっとしておいた方がいいかもしれません。「がんばって」や「君ならできる」などの励ましは、逆にプレッシャーになります。一般受験組同士で、お互い励まし合うことが一番適切ではないでしょうか。出願直前だったら、一般受験の中で利用する方式をお互いに参考にするのもいいと思います。(yuunyan=大学2年)

普段通りに勉強する

【4】「普段通り」に接する

私は総合型選抜で合格したため、年内に進路が決まりました。幸いにも仲の良かった子のほとんどが年内に進路が決まっていたため、グループ内で気を遣うことはあまりありませんでしたが、クラス内では合格前と変わらず休み時間も普通に勉強するようにしていました。(りんりん=大学1年)

寄せ書きはパワーになる

【5】応援メッセージを送る

私は一般入試で受験しましたが、世界史の「一問一答」問題集に皆からの応援メッセージを集めて、受験本番はそのメッセージを見てモチベーションを上げていました。お世話になった先生や、家族、友達などに書いてもらい、20人以上からのメッセージはとても励みになりました。(あや=大学1年)