大事な定期試験や入試の本番などに弱く、緊張してなかなか結果を出せない……。そんな悩みを持つ人も多いと思います。あがらずに試験本番で力を発揮する方法を、高校生記者が紹介します。
普段から試験本番を想定
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【1】試験に似た環境で勉強
必要最小限の物だけ机の上に置き、図書館や塾で勉強しています。周りの雰囲気がテスト中に似ていて、本番を想定した勉強ができます。さらに、一度解いたテストでもいいので時間を計って、1週間に1回はテストを解いて形式をつかみます。見慣れた問題があれば落ち着けるはずなので、知識問題を多く勉強して落ち着くのもおすすめです。(しぃ=1年)
【2】模試を積極的に受ける
私は試験本番に向けた練習として、時間を計って問題を解いたり、試験に慣れるためにたくさん模試を受けたりしています。模試をたくさん受けておくと、緊張感にも慣れるため、効果があると思います。(たれパンダ=1年)
緊張しないルーティーンを作る
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【3】試験前でも生活リズムは変えない
試験前は生活リズムをできるだけ変えないようにします。特に起床時刻や朝のルーティーンは崩さない。試験だからといって早く起きすぎると、試験開始までの何もできない時間が長くなり緊張してしまいます。普段の朝、時間がない人は、試験当日に焦らず家を出発できるように朝の過ごし方を見直すのもおすすめ。(けやき=3年)
【4】「私はできる」と言い聞かせる
私はよく、テスト直前に「私は大丈夫、できる!」と自分に言い聞かせています。もちろん過度な思い込みは危険ですが、自信をもって強気にテストを受けると、あがりにくいです。あまり緊張しすぎて「もし点数が悪かったら……」と考えると、どんどん解くペースが落ちていくのでラフな気持ちで受けるようにしています。(エリース=1年)
【5】解き始める前に深呼吸
テストが始まり、名前を書く前に深呼吸をするようにしています。周りは急いでテスト用紙を表にしてガツガツと解き始めますが、私は以前焦っている雰囲気に流されてテストに失敗したことがありました。それ以来、周りよりも一呼吸置いて名前を書き、問題を解き始めるようにしたら、落ち着いて問題に向き合えるようになりました。(むく=2年)
問題を把握する
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【6】過去問で問題傾向に慣れる
見たことのない傾向の問題が出題されると緊張してあがってしまうので、模試や定期試験の過去問を解くことに重きをおいています。定期試験の過去問は手に入りにくい場合が多いと思うので、私は自分が前に受けたテストを何回も見返して、教科、先生ごとの問題出題傾向を軽く分析してからテストを受けています。(にゃー=2年)
【7】まずは問題に目を通す
試験が始まったら、まずは問題に一通り目を通します。試験によっては難しい問題が前の方に集中していて、焦ってしまうこともあります。冷静になりたいときには「全体を把握する」のがおすすめ。(たれパンダ=1年)