活動時間の見直しなど、変化しつつある部活動。令和の部活動は、どんな改革が進んでいるのだろうか。LINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしてくれている読者の高校生に「部活の活動時間や顧問への意見」についてアンケート。148人から寄せられた声の一部を紹介する。(佐々木菜緒)

出欠に関するルールを決める

【1】アプリで管理

欠席や遅刻などの状況はアプリで共有・管理するようになった。(ちょ待てよ・1年・吹奏楽部)

【2】欠席は前日までに連絡

部活を休むことが決まっているなら、前日までに連絡すること、当日には緊急でない限り連絡しないことを徹底している。そうしないと、何度も当日に連絡して欠席するとその人がずる休みなのではないかと疑ってしまうようになるから。(赤丸林檎・3年・放送部)

活動時間の確保に工夫

【3】昼休みに準備する

弓道は的付けなどの準備があります。部活をする時間をできるだけ長く確保するために、昼休みなどの休み時間を使って準備をしています。(コアラ・1年・弓道部)

【4】グループLINEでメニュー共有

メニューをその場で決めていたら部活の時間が減るし、ぐだぐだになるから、前日にメニュー担当が部活のグループLINEと先生に送るようにしています。(まっちゃ・3年・ソフトボール部)

ICT化を進める

【5】試合の結果を数値化

元顧問はICTが得意な先生だったので、試合の結果を数値化していました。他校にはない測定機器などがあり、その機械を使って向上に向けて取り組んでいます。(stone・3年・野球部)

【6】iPadで体調管理

学校で支給されたiPadを使って日々の体調管理や体組成計の記録、練習メニューの記録などを取っている。(あおいひと・3年・バスケットボール部)

【7】楽譜リストをデータ化

楽器庫の楽譜があふれてしまうので、1年かけてデータ入力をして検索機能を使えるように改革しています。(2年・管弦楽部)

円滑な運営のための組織づくり

【8】部則を守ることを徹底

部則をきちんと作り守るよう徹底している。休憩でダラダラしないように時間を決めている。(からあげ棒・2年・バドミントン部)

【9】部長・副部長以外の役職を作る

幹部という、単に部長・副部長だけでなく役割の管轄ごとのリーダーを決め、効率よく運営するとともに、責任を分割する。(ミーアキャット・2年・吹奏楽部)

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