東京・桐朋中学校高校の文化祭「第73回桐朋祭」が2024年6月1~3日に開催される。桐朋祭実行委員長の奥住仁(ひとし)さん(2年)に、文化祭の特徴や見どころを聞いた。(写真・学校提供)

「生徒が授業する」企画がイチオシ

―文化祭の運営・企画の特徴を教えてください。

自主性と熱意です。 十人十色の桐朋生が一致団結することで創られた、桐朋生ならではの企画を通して、来場者の皆さまを楽しませる自信があります。展示や娯楽を自分たちで企画し、飲食エリアでは生徒自ら調理をします。そんな生徒一人一人が輝ける文化祭であることが桐朋祭の特徴です。

―イチオシの催しや企画は?

桐朋生の自由と熱意を同時に感じられる企画としておすすめなのが、生徒による授業です。 テーマは自由。例えば万年筆、アリ、昭和歌謡など、生徒の趣味や好きなものについて、来場者に向けて「授業」する企画です。

その他にも昨年桐朋祭大賞の生物部、準大賞の鉄道研究部、毎年人気の化学部や地学部など、見応えのある展示がたくさんあります。

―来場者へ意気込みやアピールをお願いします。

桐朋祭では、生徒の自主性にあふれた数多くの企画や展示が、あなたを待っています。この1年、僕たちはより良いもの、面白いものを創るために努力し続けました。そんな桐朋祭を、あなたの目で確かめにきてください。

第73回桐朋祭

昨年の様子
【開催日時】2024年6月1日12:00~17:00・2日9:30〜17:00・3日9:30〜13:00
【前年来場者数】約9500人
【交通アクセス】JR中央線国立駅またはJR南武線谷保駅から徒歩15分、またはバス
【予約】予約不要
【HP】公式ホームページ:https://tohofes-2024.net