私は今春から第2志望だった私立女子高校に通っています。第1志望は内申点が足りず受験を諦めたため、後悔しています。私の体験が、これから高校受験を迎える受験生の参考になるとうれしいです。(高校生記者・麦=1年)

内申点が足りずに第1志望を諦めて

私は内申点が足りず、第1志望を諦めて、第2志望校を推薦入試で受験すると決めました。中学3年12月の最終内申が出る三者面談の日のことです。

 
内申点の加点対象だった漢字検定準2級に不合格。あと5点で合格だった​​

内申点の出し方は公立高校なら都道府県、私立高校なら学校によって異なります。私の志望校では「中学2年生の3学期間」と、「中学3年生の2学期間を2倍したもの」の合計135点満点で計算していました。つまり「2年生からすでに受験は始まっている」ということなのです。

私は中学2年3学期に内申点が下落。3年1学期にはなんとか持ち直し、2学期にはさらに上げられましたが、それでも第1志望校が定める内申点は取れませんでした。「2年生の時にもっと頑張っておけば……」と、何度も後悔しました。

やり切ったと思える受験をしよう

「ベストを尽くすこと」は、高校受験で後悔しないために一番大事です。いくらベストを尽くしたとしても、成績が取れないかもしれないし、志望校に落ちるかもしれません。それでも「やり切った」と思うことが、頑張ってきた自分を認めることになると思います。

「あのテスト、もう少し点が取れたな」「もう少し勉強しておけばよかった」と後悔するのが一番つらいです。受験生の皆さん、ぜひ後悔のない高校受験をしてくださいね。