スマホひとつでほとんどのことができる時代。時間が空いた時に、音楽を聴く人も多いと思います。でも僕が音楽を聴いているときに愛用しているのは、スマホではなくウォークマンです。(高校生記者・古本屋の古書=3年)
CDを図書館で借りてウォークマンへ
2021年4月、高校入学と時を同じくして僕、中古のウォークマンを購入しました。スマホで音楽を手軽に聴ける時代。「わざわざウォークマンを持ち歩くのは効率的ではない」という意見は最もだと思います。
音源を入れるのだって手間がかかります。僕はCDを図書館で借りたり、古本屋で購入したりして、ウォークマンに入れていました。英単語やリスニングの音声も入れていましたが、そんなに聴いていなかったのも思い出の一つです(笑)
お金もデータ使用量も節約
なぜ、僕はウォークマンを使っていたのか。その理由は大きく二つあります。
一つはウォークマンを使うことによって音楽への課金や、データ使用量を抑えたかったから。多くの音楽配信サービスでは学割プランがあるものも多くありますが、僕が調べた時は高校生は対象外のものが多かったです。そのため、多くの曲を聴くには大人と同様に、月に1000円程度がかかってしまいます。多趣味の僕は出費を抑えたかったのです。
さらに僕が当時契約していたスマホプランは家族割で、僕が使えるひと月のデータ使用量が「1GB」。音楽配信サービスを使うと、すぐに通信制限が来てしまうのではないかと危惧していました。
もう一つは、僕の好きなアーティストのZARDが各種配信サイトで楽曲解禁をしていなかったからです。 ウォークマンを買った半年後の9月に各種配信サイトで楽曲が解禁されましたが、今でもZARDの楽曲はCDかウォークマンで聴く習慣があります。
スマホに使用時間を短くできた
ウォークマンを高校3年間使っていた僕は、周りの高校生と比べてもスマホの使用時間が短かったと感じます。「音楽を聴くためにスマホを起動したのに、人からの連絡やSNSばかり見てしまう」ということがほとんどなかったことは大きかったのではないかと思っています。
音楽を楽しむ際に、音楽に関係ない情報は邪魔になると思います。たまには、スマホと離れて、物思いにふけりながら、音楽を楽しむのはいかがでしょう?