おこづかいは計画的に使わなければすぐになくなってしまいますよね。高校生記者に、使い道や管理術を教えてもらいました。

【1】ノートでおこづかい管理

私は毎月1000円のおこづかいをもらっています。大学ノートに線を引いて「収入」「支出」「内訳」「合計」欄を作り、毎月おこづかいを管理しています。何にどれくらいのお金を使ったのかが目に見えてわかります。(そろ=1年)

おこづかいを管理している大学ノート(写真・そろ)

 

収入:4000円(おこづかい1000円、アルバイト代3000円)

支出:レジャー費1800円、特別費1200円

お祭りに出かけたので、アップルパイ、アメリカンドッグ、焼き鳥にお金を使いました。特別費は母親の誕生日プレゼント代です。

【2】レシートは記帳してすぐ捨てる

毎月4000円をもらいます。基本的に洋服や文房具の購入費もこの中から捻出。小学生の頃から紙のおこづかい帳がお気に入りで、手帳のカバーに一緒に挟んで携帯しています。ファストフード店など飲食店では、提供待ちの時間に金額を記入し、その場でレシートを捨てます。レシートが財布にたまらないので快適です。(しまりす=1年)

お気に入りのおこづかい帳(写真・しまりす)

 

収入:4000円

支出:食費1500円、日用品費1000円、貯金1000円、特別費500円

食費は部活の前に食べるおやつ代です。日用品はふせんとテープを買いました。

【3】アプリを使って振り返り

私の家では月々のおこづかい制度ではなく、必要な時に必要な分だけもらいます。1カ月の上限額は決まっています。私は「おこづかい帳」というアプリを使って、使ったお金を可視化しています。記入するときに「今日は使いすぎちゃったな…」と、振り返れるのでおすすめです。(藤咲花佳=2年)

アプリでおこづかいを管理している(写真・藤咲花佳)

 

収入:必要な時に必要な額をもらう(この月は計5500円)

支出:レジャー費3000円、趣味費2000円、日用品費500円

趣味費は推している歌手のCDの購入などです。レジャー費は友人と遊びに行き飲食店で食事をするなどで使いました。

【4】欲しいものをリストアップ

私はおこづかい3000円の中でやりくりするために、手帳で管理しています。手帳には使ったお金だけでなく、欲しいものもリストアップしています。優先順位をつけたり、本当に今買うべきかを吟味したりするのに役立ちます。即買いを防げるし、少し高いものでも「今月は◯◯を我慢して来月買おう」と計画的な買い物ができます。(にゃー=2年)

手帳に「欲しいものリスト」を書いて管理している(写真・にゃー)

 

収入:3000円

支出:美容費1500円、食費550円、貯金500円、趣味費400円、次月への繰り越し金50円

ガチャガチャで400円、買い食いなどで550円ほど使いました。美容費は化粧品です。ずっと欲しかった商品をお金をためて買いました。