高校生読者から「高校生はどのくらいおこづかいをもらっているか知りたい」という質問が編集部に寄せられた。そこでLINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしてくれている読者の高校生に「おこづかい」について11月にアンケート。207人が回答してくれた。寄せられた声の一部を紹介する。(越沢琴奈)
定額制の人が5割
初めにおこづかいをもらっているか聞いた。「毎月定額をもらっている」人が46%、「定額に加え、足りなければもらう」人が15%だった。
月額平均は4236円
「毎月定額」「毎月定額+足りなければもらう」を選んだ人に、定額でもらっている金額を記入してもらった。5000円以上7000円未満が最も多かった。平均は4236円で、最高額は10000円だった。もらっていない人も1割いた。
使い道の最多は「飲食」
続いて、おこづかいをもらっている人に使い道を選んでもらった。「飲食」に使う人が81%で最も多く、次いで「娯楽施設」に使う人が71%だった。
最も有意義と感じたお金の使い道は?
最後に2023年で最も有意義だったお金の使い道を聞いた。
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■推し活
「ずっと真夜中でいいのに。」のグッズに約1万5000円使った。大好きなアーティストのグッズが自分の部屋にあるって最高。(葉桜・2年男子)
■趣味
本屋で推理系小説を2シリーズ、計20冊くらいを大人買いした。(サツキ・2年女子)
■勉強
自分が一番必要だと感じた参考書(1700円)を事前にしっかり調べて書店で購入した。(RR☆・2年男子)
5000円ほどのどうしてもほしい高級なシャーペンを買った。かっこいいし使いたくなるので、勉強のやる気も出るから買ってよかった。(盆栽・3年女子)
■誕生日プレゼント
オーダーメードで2000円くらいのキーホルダーを自分の誕生日プレゼントとして買った。(ちか・1年女子)
友達の誕生日プレゼントを買った。中学まではおこづかいはあまりもらっていなくて、毎回親が買ってくれていた。自分で選んで買う方が思い入れもあり、一番印象に残っている。(冬眠の季節・1年女子)
■旅行
普段より多めのおこづかいとして2万円ほどもらって、県外に友人と小旅行に行った。これまで自分で1日分の支出を管理することがあまりなかったため、旅行そのものに加え、お金を自己管理する経験としても良いものになった。(みーあきゃっと・1年女子)
■打ち上げ
高校生活最後の学園祭の打ち上げ。参加できる人で1人4000円ずつ出し合い、グラウンドで焼き肉をした。就職組にとって最後の学園祭で、花火やダンスをしてすごく楽しかった。(やまゆい・3年女子)
■友達と思い出作り
ラウンドワンで1日遊んだ。中学時代はコロナ流行で友達と遊んだこともなく終わってしまいそうだった。高校生になって定期テストが終わったあとに、仲の良い友達と遊べた。(Sowa・1年女子)
■食堂でランチ
コロナの影響で使えなかった学校の食堂が使えるようになった。500円の日替わり定食にお金を使うのにハマっている。食堂のパンをいくつか買うよりもコスパが良くて、できたての温かいご飯が食べられるのが幸せ。(ふにちゃん・3年女子)
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