高校生新聞では、高校生記者がたくさんの記事を書いています。今回はジャスミンさん(2年)が部活について紹介してくれます。

「和の心を学びたい」という思いを胸に、知識ゼロで茶道部に入部しました。ゆったりとした空間でお茶を入れる……そんな風流のある活動を想像していたのですが、実際には覚えることは多いし、お釜は熱いしで、心中穏やかにという訳にはいきません。

自分の好きな柄を選べるからお道具に愛着が湧く!

しかし、茶道には動作ひとつずつに「おもてなしの心」が詰まっているのです。例えば、たてたお茶をお客さまにお出しする際、お茶わんを回すという動作があります。熱いので早く置きたいところではあるのですが、これはお茶わんの絵がきれいな面をお客さまにお見せするためです。

小さな工夫の積み重ねで、お客さまに楽しんでいただく。そんな心もちを茶道で学んでいます。

ジャスミン 千葉県に住む女子。囲碁部と茶道部に所属。レオナルド・ディカプリオとコジコジが大好き。好みが渋すぎるがゆえに人生二周目を疑われている。