総合型選抜を利用しようと考える人は年々増えています。私もそのうちの一人です。大学付属の高校に通っているのに、なぜ総合型選抜に挑戦しているのか、お話しします。(高校生記者・おぬん=3年)

大学付属高校であえて総合型選抜に挑戦

私は大学付属の高校に入学しました。高校2年生まではそこそこの成績を取り、内部進学することだけを考えていました。しかし、仲の良い先輩が総合型選抜で他大学に合格したことや、自分自身挑戦することが好きな性格のため、総合型選抜受験という選択肢を考え始めました。

かわいいノートでモチベアップ

生徒の9割は内部進学をするため、受験について相談できる友達が少ないです。塾の友達と定期的に情報交換をしたり、相談し合ったりする機会を作っています。

学校の廊下に貼られているポスターや資料ブース、年2回ある受験生への説明会を通して情報は得られますが、他の高校に比べて情報を入手しづらいです。よって、できる限りのことは自主的に行っていく必要があります。

進路相談室に週3で通う

私は進路相談室を活用し、多い時には週に3回ほど通っています。法学部を目指しているので、学年の先生に加えて政治経済専門の先生のところに行き、アドバイスをもらいました。現在は塾にも行きながら小論文や志望理由書を書いています。

塾の課題で400字の小論文を書いています

多くの人に相談し、アドバイスや励ましの言葉をもらうことで次第に自信が湧いてきます。よりモチベーションを上げるために、小論文の構成を書くためのノートはかわいいデザインのものを使っています。

強み発見し自分に自信がつく

私が思う総合型選抜のよいところは、気が付かなかった自分の強みを発見でき、自分に自信を持てるところです。さらに活動実績を積まなければならないため、自主的にボランティア活動などに取り組むなど、他の高校生に比べて圧倒的に経験値が豊富になります。その結果、いつの間にか自分の視野も広がっています。

自分の将来についてもじっくりと考えられる機会になります。総合型選抜のほとんどが志望理由書を書かなければなりません。大学での学びに限らず、大学という研究機関を通して自分が社会にどのように貢献したいかを明確にする必要があります。そのため、入学後自分がどう学ぶか心配はほとんどないです!

「自分が変われば、自分の可能性が広がる」ということをモットーに、日々一生懸命頑張っています! 皆さんも、自分を成長させるために総合型選抜という選択肢を考えてみてはいかがですか?