偏差値28とボロボロだった国語の成績。先生たちからつっこまれるほどでした。そんな私も今では偏差値を55前後まで上げられ、ばりばり文系の道に進んでいます。どんな勉強をしたのか伝えます。(高校生記者・りとるしゃけ=2年)

赤ペンと青ペンで漢字練習

中学2年生の時、初めて塾に通い、初めての模試を受けたとき、「人生で初めて自分の偏差値が出る」とウキウキしていました。しかし、国語の偏差値は28。ほぼ最下位層でした。

そこでまず私がしたのは、漢字の勉強です。自分が覚えられる方法を探りながら練習し始めました。

実際の漢字練習ノート

まず、覚えたい漢字20~50個を、答えを見ながら青ペンで丁寧に書きます。それができたら、次は漢字の隣か上に赤ペンで読み方を書きます。

すべての漢字と読み方が書けたら、赤ペンの部分だけを見て漢字を書くテストをします。そこで書けなかった漢字だけピックアップして、青ペンの部分を見ながらもう一度書きます。ある程度間違えなくなるまで、テストと書けなかった漢字のピックアップを繰り返し、次の日の朝にもう一度テストをします。

私はこのステップで模試や小テストの前日の夜、当日の朝だけで50以上の漢字を覚えられるようになりました。

おすすめのペン

読書で読解力UP

次に読解力です。正直、読解力はまだ自信がありませんが、私はひたすら本を読むようにしました。好きな本だけでなく、とにかくいろんなジャンル、作家の作品を読むことで読解力が鍛えられます。

作文の添削を先生にお願い

最後に書く力。作文・小論文を書いては先生に添削してもらいました。ネットで「大学入試小論文テーマ」と調べればたくさん学部や学科のテーマが出てくるので、まずはそのテーマの中から書きやすそうなものを選んで書いています。

あとは、この「高校生新聞」の記者になってから人に見てもらえる文章を書くことが増え、表現や人に伝わる文章を学ぶことが多くなったことも成績アップに大きく影響していると思います。

これらの取り組みのおかげで、国語最下位だった私は今では学年平均レベルに達することができました。