国数英理社5科目以外の実技科目の定期テスト対策はないがしろにされがちです。そこで私は訴えたい! 内申点を上げるためには「実技教科の底上げ」が超重要だと。私が実践する勉強法を紹介します。(高校生記者・わっちょ=2年)

傾向をつかんで対策を練る

私は自分で分析したテストの傾向と対策をもとに、短期集中で実技教科の勉強をしています。例えば私の技術の先生は、授業プリントの内容や先生が雑談で話した内容の問題をたくさん出題していました。特に記述問題は難しかったです。

実技教科の教科書

そのため、授業中に先生の話のメモをとり、記述問題のネタとなりそうなことは星印をつけてテスト対策が楽になるようにしていました。

保健体育は、教科書に書いてあることが隅から隅まで出題されるので、教科書に暗記ペンを引いて赤シートで隠しながら暗記することを、覚えきるまでひたすら繰り返しました。ちなみに、実技教科の対策アプリもあるので、活用するのも手かもしれません。

暗記チェックペンで教科書自体を暗記用教材に。まとめノートは一切不要!

テストの内容を分析しよう

実技教科の傾向の分析と対策はテスト3週間前までにしています。可能であれば、テストが返却されてからすぐに次の対策をするとよいです。

テスト期間は、放課後の時間がいつもより長いと思います。その時間を実技教科の暗記に振り切り、前回のテストの分析を活用します。

右上から時計回りに保健体育、音楽、家庭、技術のテストの点数。技術家庭はそれぞれ50点満点

こうした実技教科の対策ができるのは、主要科目の勉強はテスト期間が始まる前に完璧にして、テスト前日は最終確認ができれば大丈夫なくらいにしているから。テスト前日に遅くまで起きて勉強するのではなく、6時間以上の睡眠を確保してください。私はこの方法で実技教科の点数を維持できています。