部活動や委員会活動では、同学年はもちろん先輩たちと関わる機会もたくさん。良い関係性を築くために心がけたいことは何か、高校生記者たちに聞いてみました。
大切なのはあいさつと笑顔
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【1】まずはあいさつを心がけて
先輩に会ったらまずあいさつをする。私自身、後輩があいさつしてくれたらうれしい気持ちになるし、良い関係を作ることができると思います。笑顔も大切です。お互い話していて楽しいと思えるようになります。(ラパン=3年)
部活以外の時間でも、廊下や階段で先輩とすれ違ったらあいさつをするととても好印象だと思います。あいさつをされて嫌な気分になる人はいません。ささいなことかもしれませんが、先輩との関係を良好に保つためにも、ぜひ率先してあいさつしてみてください。(桜いをり=3年)
【2】笑顔を大切に
誰かと話すとき、自分の気分に関係なく常に笑顔で皆と接している友達がいます。後輩、同級生、そして先輩から大人気です。笑顔で話すことで、相手との距離も縮まります。一緒に話していて楽しいと思ってもらえるので、先輩から近づいてきてくれると思います。(kate=2年)
言葉遣いに気をつけて
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【3】タメ語は慎重に
「タメでいいよ!」と言われても本当に仲良くなるまでは敬語を使う。タメで話してその先輩からは嫌われなくても、それを聞いた周りの先輩から嫌われる可能性があります……。(りとるしゃけ=3年)
【4】「ほどよい」敬語を使おう
あまりにも堅い敬語だと壁ができてしまい、なかなか距離を縮められなくなってしまうし、かといって軽すぎるタメ語は先輩を嫌な気持ちにさせてしまいます。場面や状況に合わせ、心地よく会話ができるように考えて言葉を選ぶようにしています。「自分が言われたらどう思うか」を想像するといいです!(にこ=3年)
適切な距離感でふるまう
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【5】遠慮しすぎない
先輩相手だと、遠慮してあいづちを打つばかりになりがちでした。友達を見習って、質問をしてみたり話を広げてみたりするようにしています!(rim=2年)
【6】練習は真面目に、休憩中は和やかに
先輩に嫌われないためには切り替えが大切です。練習は真面目に取り組み、休憩中は積極的に話しかけ笑顔でいると好印象を与えることができます。初めは緊張しますが、話しかけられて嫌な気持ちになる人はいません! 部活のアドバイスをもらいに行ってみるといいですよ。(おやさい=2年)
【7】リアクション上手になる
素直な人、分かりやすいリアクションをする人は先輩に好かれやすいと思います。表情をコロコロ変え、一目でわかるような反応をすることは対人関係の中で一番大事。表情が顔に出ない人は今からでもトレーニングしておくべきです!(めておーら=3月卒業)
部活に取り組む姿勢を見てもらう
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【8】片付けを積極的に
私は話すのは得意ではありませんが、誠実に部活と向き合う姿勢を大切にし、片付けや道具の手入れを積極的にやるように心がけています。はじめはあまり話しかけられることがありませんでしたが、最近では先輩方に「いつもありがとう! ほんと偉いよね〜」と声をかけてもらえるようになり、信頼されているなと感じます。(わっちょ=2年)
【9】やっぱり頑張る姿勢が大事
下手でも一生懸命でうまくなろうと努力している後輩は見ていて気持ちがいいし、アドバイスをするなど手を貸してあげようという気持ちになります。実力がないのはしょうがないけど、それを周りのせいにしたり諦めたりしている後輩は積極的に関わろうとは思いません。(あかり=3年)
自分らしさを見失わないで
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【10】自分らしい魅力を信じて
私は海外に住んでいたこともあり、上下関係になかなか慣れませんでした。「先輩だから」という理由で敬語を使う必要性などに納得がいかず、あまり先輩に好かれませんでした。その部活は退部しましたが、次に入った部活でなぜか先輩にかわいがられました。結局は自分らしく真面目に取り組むことが重要かも知れません。(もち=2年)