新生活シーズンがやってきました。進学・クラス替えにつきものの「自己紹介」は、緊張するし苦手に感じる人も多いのではないでしょうか。自己紹介を成功させるコツを高校生記者に聞いてみました。
話題編・共通点が見つかるよう意識
「名前以外に何を伝えたらいいんだろう」と悩んだら、「共感してもらえること」や「共通の話題」を探してみましょう。
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【1】「推し」をアピール
推しの話は盛り上がります。あまり詳しく話しすぎない方が、後で休み時間などに話す時のネタになるのでいいと思います。(にこ=2年)
【2】趣味をアピール
同じ趣味を持っている人同士で仲良くなれることも多く、初めて話す人とも共通の趣味の話題があればあっという間に打ち解けられます!(かな=2年)
好きなアニメやマンガ、ゲームを言っておくと話すきっかけになりやすいです。(rim=1年)
【3】好きな食べ物を紹介
アニメやアイドルの話は一部の人にしか分かりませんが、食べ物の話なら誰にでも伝わります。最後に「おいしい〇〇があれば、ぜひ教えてください!」と言うとなお良し!(かすてら=1年)
【4】母校や地元を紹介
共通の話題が見つかるし、地元が一緒だと仲良くなりやすいです。(りとるしゃけ=2年)
【5】自虐ネタで盛り上げる
昔のあだ名や笑えるエピソードなど、ちょっとした自虐ネタも盛り上がります。(さるすべり=2年)
【6】あえて「苦手」を伝える
弱みを話すのは抵抗があるかもしれませんが、緊張感のある場で弱い部分をさらしているのを聞くと「なんだ、他の人も完璧ではないんだ」と親近感が湧き、話しやすくなります。(ゆりがらす=1年)
「数学の点数が絶滅危惧種です。助けてください」と言ったら皆笑ってくれて、私のことを覚えてくれました! 数学の授業のたび、近くの席の子が助けてくれます。(こまめ=1年)
【7】共感得やすい内容を話す
紹介する出来事や習い事などは、経験者が多そうなものと少なそうなものを交えるのがオススメです。元気よくハキハキと大きな声で話すことも大切! 好かれようと本当の自分を隠す必要は全くありませんが、印象が悪くなることは避けるべき。(NAGY=3年)
心構え編・力みすぎず挑む
必要以上に力まず、自然に自分のことを伝えるために「自己紹介」への意識や心構えを見直してみるといいかも。
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【8】ありのままの自分を伝える
身の丈に合わない自己紹介をしてその後失速するくらいなら、自分らしい自己紹介をするべきです。(わっちょ=1年)
無理に自分のキャラを作らないよう注意。自己紹介はありのままの自分を伝えるチャンス! 「自分らしさ」を上手に伝えましょう。(ASUNARO=1年)
【9】伝えたいことを明確に
本来の自分を隠して当たり障りのないことを言ってしまう……。あるあるだと思いますがやはり避けたいところ。長々と自分語りをするのよくないので、要点を絞って話すべきです。(茶豆=2年)
【10】少し話してから名乗る
話しかけていきなり名前を言うのではなく、「~どうだった?」など気軽にできる会話をしてから自己紹介を行うとうまくいきます。(ねねむる=2年)
【11】名前を印象づける
名前一つをとっても「芸能人の〇〇さんと同じ名字です!」など印象に残りやすい紹介ができます。呼んでほしいあだ名を言ったり、好きなアーティストや芸能人を紹介したりしておけば、興味を持った人が話しかけてきてくれる可能性大です。(Elena=2年)
工夫編・話しかけやすい雰囲気づくりを
自己紹介の後、話しかけてもらって仲良くなるのが本当のゴール。「話してみたい、話しやすそう!」と思ってもらえるような工夫も大切です。
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【12】「友達が欲しい!」と言っちゃう
趣味や好きなものを伝えて、最後に友達が欲しいことや話しかけてほしいことをストレートに言うと、聞き手が話しかけやすくなるのでオススメです。「同じ中学校出身の人がいない」なんてことも言っておくと、皆話しかけてきてくれます!(まうみ=1年)
【13】会話のきっかけを盛り込む
会話のきっかけになりそうな言葉で締めるのがおすすめです。例えば「アニメが好きです」だけで終わるのではなく、「おすすめのアニメがあったら、ぜひ教えてください」などと付け足してみてください。聞いている人の目を見て話すと、より好印象だと思います。(桜いをり=2年)
【14】話しかけやすくする
広すぎず、狭すぎない範囲で趣味を伝えるといいと思います!「ゲームが好きで、〇〇というゲームにハマっています」というふうに伝えると、「話してみたい!」と思ってもらえます。(わっちょ=1年)
好きなことについて話す時には単に「読書が好き」ではなく、「推理小説が好き」のように具体的に伝えます。(ASUNARO=1年)