テスト返却後、テスト問題や解答用紙をほったらかしにしていませんか? ですが、ちょっとテストの分析をするだけで次回の点数が一気に伸びるかも? 苦手だった数学で90点台、学年10位以内を取った私の「テスト分析必勝法」を紹介します。(高校生記者・はるたま。=2年)
解き直し間違えの原因を探る
テスト問題を分析するにあたり、色ペン3本と大きめのノートを用意して、「テスト直しノート」を作ります。
まず、間違えた問題を自力で解き直し、解答を見て丸つけ、または答えを書き写します。とにかく解法を自分の頭で理解しましょう。解答を読んでもわからない場合は先生や友達に聞きます。
次に、問題を「なぜ間違えたのか」「どうしたら次回間違えないか」間違いの原因と解決策を考え、ノートに書き込みます。その際、時間配分を間違えたものは赤、計算ミスなどの凡ミスは青、根本的に理解していなかったものは緑など、色ペンの色ごとに間違いの原因を分類するのがおすすめです。
色ごとに何点失点したかを計算し、自分の弱点を把握しましょう。そうすることで、自分がテストにどう取り組めばミスを防げるかがわかるように。さらに、数学であれば公式、社会系であれば年号ごとに出来事をまとめるなど、メモ欄を作り、解くために必要な知識やヒントを書いておくことをおすすめします。
全科目やるのは大変だと思うので、受験必須科目など科目を絞り、重点的に分析を行ってみてください!
テストの問題全体を分析する
教科書の基礎問題、応用問題、問題集の○レベル問題など、テストの問題がどこから出ているのかの分析も行います。私の場合はテスト後の暇な時間に、どこから出題されているのか点数配分を示す円グラフを作りました。
グラフまで作る必要はありませんが、テスト問題がどこから出題されるのかわかると、どんな勉強をすればいいのか明確にわかるようになります。
テスト勉強時に「自分がいつどんな勉強をしたのか(ワークのページなど)」をまとめておくと、テスト勉強の進度がわかり計画が立てやすくなります。自分のテスト勉強を客観的に振り返ることができるのでおすすめです。
全てをちゃんとやるのは大変ですが、教科ややることを絞ってもいいので、ぜひテスト分析を行ってみてください! テストの傾向や失敗の原因を知ることで、勉強が効率的にできるようになり、「コスパよく」点数が取れるようになります。テストの分析と見直しをして、大幅点数アップを目指しませんか?