「SDGs」(持続可能な開発目標)という言葉が世の中に浸透する中、実際に行動に移す高校生も増えてきました。高校生記者の取り組みを紹介します。

身近なことから

難しく考える必要なし! 身近なことから実践している人が多いようです。

自分にできることから取り組んでいけば良い

ご飯は残さず食べる

募金をする、無駄なものは買わないようにする。ご飯を残さず食べる、というのも心掛けていることの一つです!(うどん=1年)

使ってない部屋の電気を消す

レジ袋は買わない、使っていない部屋の電気は消す、服装で調節して冷暖房はなるべく使わない。(ミイ=1年)

使わない家電のコンセントを外し、無人の部屋の電気は消すようにしています。家計の負担も減らせるし、手軽にSDGsに参加できます。(尾崎達也=3年)

消費期限の近い食材から使う

食品ロスをなくすため、消費期限の近い食材から使用する。(めておーら=3年)

エアコンの温度を適度に

なるべく水筒を持参する、RA認証・FSC認証などのついた商品を買う、エアコンの温度を適度に設定する。(ちょこ=3年)

ごみは分別

缶はつぶしてから捨て、ペットボトルのふたとラベルは分ける。(みつき=2年)

節水・節電をする、マイバッグを持ち歩く、公共交通機関を利用する、ゴミを減らす・分別をしっかりする、ペーパーレス化に取り組む、必要以上に買わないようにする。(kirari=3年)

ペットボトル飲料の代わりに「マイ水筒」

ペットボトルは買いません! 自分の家から水筒に入れて持っていっています。金銭面にもメリットあり♪(りとるしゃけ=2年)

ペットボトルを買うかわりに、お気に入りの水筒を使っています。気に入ったものにすると、大切に使おうと思えてとてもいいし、お金の節約にもなります。(奈月=1年)

環境にやさしいシリコン製のマイカップを使用しています。「stojo」というもので、折りたたみ可能。見た目もかわいいので愛用しています。(Liz=3年)

街中で、学校で

自治体や企業、学校が実施する参加しやすいプロジェクトもあります。「何をすればいいのかわからない」なんて時は、そういった取り組みに参加してみるのも手。

さまざまな場所でSDGsへの取り組みが始まっている

使用済みカイロを回収

学校で有志のプロジェクトに参加し、海洋汚染の改善のために使用済みカイロの回収を行っています。カイロの中に入っている成分が、水質改善に効果のある「ゴーグリーンキューブ」を作成するもととなります。(right=2年)

売れ残りの食品を活用

来年には大学生になり一人暮らしを始めるので、飲食店の売れ残った商品を安くテイクアウトできるサービスなどを使っていこうと思います。(めておーら=3年)

資源は回収に出してリサイクル

ペットボトルや発泡トレイを近所のスーパーの回収に出し、リサイクルにつなげています。ペットボトルは1本ごとにポイントがつくシステムになっていて、続けるモチベーションになっています。(わっちゃん=1年)

1日使い捨てのコンタクトレンズの空ケースを捨てずに集め、定期的にリサイクルボックスに入れるようにしています。毎日2個ずつ使うものなので、集めてみると結構な量になります。(すい=2年)

タンブラーで節約&SDGs

カフェを利用する際は飲み物をタンブラーに入れてもらっています。カフェやコンビニなどで10円から50円程度安くなるので本当におすすめです。(古本屋の古書=2年)

これまでの意識を変える

まずは、意識を変えていくことが大事! 今はまだ「SDGsって?」という状態でも、知りたいと思ったら、それが第一歩。

17項目の中で、自分にもできそうなことが見つかるはず

性の多様性を日頃から意識

性別を限定するような表現を使わないようにしています。例えば、生理について話す時は「女性は」ではなく「生理がくる人は」と言うなど、細かな表現でもできるだけ配慮して話すようにしています。小さなことですが、言葉のニュアンスで傷付いてしまう人が出ないよう気をつけています。(桜いをり=2年)

ヴィーガンを取り入れてみる

半年ほど前から「ヴィーガン生活」を意識しはじめ、エコに対する関心が高まりました。(えがつ=3年)

SDGsを知る

大事なのは、SDGsについて知ることだと思います。学校や街中のSDGsに関するポスターを意識的にチェックしています。(kirari=3年)