私は今年2月、期末テストの1カ月程前にスマホを壊し、1カ間スマホなしで生活をしました。すぐに修理しなかった理由は、ちょうどテスト前で、さらにその頃自分がスマホをいじり過ぎていることに危機感を感じており、「スマホ離れ」をしたかったからです。(高校生記者・P.N.みさ・3年)
インスタやツイッターの世界に浸っていた
スマホが壊れる前は、常日頃スマホを持ち歩いており、暇な時間はインスタかツイッターなどのSNSをいじっていました。インスタもツイッターもフォローしている人数が多かったため、タイムラインが頻繁に更新され、飽きることなくSNSの世界に浸っていました。
特にツイッターは、用途によってアカウントを分けた結果、アカウントの数がどんどん増え、インスタ以上にのめり込んでいました。その一方で、スマホ依存をしている状況を「どうにかしなければならない」という危機感もありました。勉強をしたくてもどうしてもスマホを見たくなってしまい、全然集中できなかったからです。
スマホの代わりに勉強や読書
しかしスマホ無しで1カ月生活した結果、そのような生活から抜け出すことができました。スマホが壊れる前は暇な時間にはスマホをいじっていましたが、いじれるスマホが手元にないため、代わりに暇な時間には勉強や読書をするようになったからです。スマホをいじるよりも勉強や読書をしたほうが時間を有意義に使えたと思います。
おかげで勉強もはかどり、高校2年生3学期の期末テストはとても良い点数を取ることができました。もちろん、電車の時間など調べたいものがすぐに調べられない点など不便なことはありましたが、それでも普段通りに生活することができました。
アンストも苦ではない
今は受験生だということもあり、インスタやツイッターはアンスト(アンインストール)をして時々見る程度にしています。スマホを1カ月使えなかったため、スマホの利用を制限することはもう自分にとって苦ではありません。1カ月間、スマホなしで生活したことは今思えば良い経験だったと思います。