私は以前、周りと比べて「なんで自分だけできないんだろう」と落ち込むことが多くありました。しかし今では、自己肯定感を常に高く保つことができています。どんなことを心掛けているのか紹介します。(高校生記者・ミイ=1年)

【1】見方を変えれば考え方も変わる

まず、この画像を見てください。

飛び出て見える方と、へこんで見える方がある

Aの方から見ると真ん中は飛び出て見えますが、Bの方から見ると真ん中はへこんで見えます。つまり、物事は視点を変えることで大きく見え方が変わります。自己肯定感を上げるためには、物事をさまざまな視点から見ることが大切です。

私は国語が苦手で、テストで低い点をとってしまったことがあります。そのときに、「国語は苦手教科だから低い点数なんだ」と思うのではなく、「国語の点数はまだまだ伸ばすことができる」と考えることで、勉強のモチベーションを高めていきました。

【2】根拠のある自信を持つ

これに加えて、しっかりと根拠のある自信を持つことが大切です。そのためには、成功体験があることが必要。「成功体験なんてない」と思う人もいるかもしれません。しかし、どんな小さなことでもいいんです。

私はソフトボール部に4年間所属していますが、レギュラーになったことは一度もありません。ある時、試合に代走で出場することになりました。私は試合経験が少なくとても不安でしたが、「100m走で、学年で10番以内のタイムだから大丈夫」と自信を持って出場しました。結果、ミスなく役目を果たすことができました。

うまくいった出来事を手帳や日記に記録しておくのも良い

このように、「自分ができたことを挙げていく」と、自信が湧いてくると思います。自己肯定感は自分の物事の考え方、捉え方を意識して変えるだけで高めることができます。みなさんもぜひ、参考にしてみてください。