学校では、担任の先生をはじめ、教科、部活、委員会などでさまざまな先生と接する機会があります。先生と良い関係を築くコツって? 先輩がおすすめする方法を紹介します。

まずはどんどん話しかけてみよう

クラス単位でも、生徒数十人に対して先生は1人。印象に残るには、あいさつはもちろん、勉強や学校生活の相談などをするのが絶対おすすめ!

先生に質問するのがおすすめ。勇気を出して行ってみよう!

【1】先生に名前を覚えてもらう

先生に名前を覚えてもらうことが、最初のステップ。私は周りの生徒と違うことをしてみるよう心がけています。とはいえ悪目立ちは×。例えば、周りの生徒が先生にあいさつをしていなかったら、自分は積極的に行えば「あの子はあいさつしてくれる子だ」と覚えてもらえます。名前を覚えてもらって絶対に損はありません!(Haruka=2年)

【2】やっぱり基本はあいさつ

廊下などですれ違ったら、きちんとあいさつ。授業担当でない先生にも、自分からしています。顔見知りになると、委員会などで関わる機会があったときに話しやすくなります。ちょっとした疑問もそのままにせず、こまめに先生に質問に行くこともおすすめです。1人だと緊張してしまうという人は、友達と一緒なら心強いです。(桜いをり=2年)

【3】授業以外の関わりを持つ

委員会など勉強以外のことで関わってみるのがおすすめ。一生懸命に取り組んでいると、先生との接点が増えるだけでなく先生同士の話題にも上り、「最近頑張っているらしいね」と声をかけてくださることも増えます。担任の先生との面談などでも、そのエピソードから話が膨らみ、仲が深まることも多いです。(まじめがね。=3月卒業)

【4】上手に頼ろう

「先生とうまく付き合えてるなー」と思う人は大抵「頼り上手」。勉強や進路で壁にぶつかったら、なるべく早い段階で相談しています。休み時間に話している人は特に好感を持たれている印象。「休憩時間を勉強に使うほど熱意がある」という認識になるからでは。ささいなことでも上手に頼れると良い関係を築けるのかな。(マリーナ=3月卒業)

【5】職員室まで質問しに行く

テスト前には、職員室を訪ねて各教科の先生にひたすら質問をしています。何度も質問に行き、話す機会が増えると、だんだん先生と打ち解けられるんです。質問のあとにちょっとした雑談をしたり、勉強の相談にも乗ってもらったりしてとても助かっています。勉強や進路、二者面談のときなども気兼ねなく先生と話せています。(りょう=3年)

ふさわしい態度でコミュニケーション

保護者以外の身近な大人である「先生」。適切な接し方を考えてみましょう。まずは丁寧な言葉遣いを心がけてみるといいかも!

先生への接し方、正しくできてる?

【6】尊敬語・謙譲語を適切に使う

「印象に残る生徒になろう」とこびを売る前に、まずは話し方を少し変えてみて。「尊敬語・謙譲語」は相手に良い印象を与えるだけでなく、自分の立場を認識する上でも大切なきっかけに。例えば、職員室で「〇〇先生、いらっしゃいますか?」、訪ねる約束をするときには「○時に伺います」など、「尊敬語・謙譲語」を使えると、上品な印象を持ってもらえます。(Spareribs=3年)

【7】要件の伝え方に工夫を

礼儀をわきまえて接することがコツ。高校生らしく、「いらっしゃる」などの敬語を使うようにしましょう。用事があって話す際には、用件を最初に伝えて、手短に伝えることが大事。先生方は授業の準備や生徒への対応など非常に忙しいので、敬意を持ち接してください。そうすればトラブルはないと思います。(たびびと=3月卒業)

【8】話をきちんと聞く

先生から聞きましたが、あいさつをしてくれる生徒、授業だけでなく休み時間に話しかけたときに人の話をしっかり聞いてくれる生徒も印象がいいそうです。周りとうまくやっていて、誰からも話しかけられるような人が普段やっている行動でもあると思います。話すのは得意ではないという人も、先生に笑顔を向けたりしてみるといいのでは。(KANAE=2年)

無理せずちょうどよい関係性を築いて

自分に合った先生との距離感があるはず。無理に仲良くなろうとしなくても、あなたが信頼できる先生を見つけて良い関係を築いていけば大丈夫!

信頼できる先生との関係を大切にしよう

【9】信頼できる先生を見つけて

私は正直、小学生の時から先生のことは苦手(苦笑)。なので、特に苦手だと感じる先生とは必要最低限のやり取りしかしないようにして、比較的信頼できる先生にだけ質問したり、相談したりしています。私が苦手な先生は他の子も苦手としている場合が多いので、悪口大会にならない程度に情報共有をしています。(みかみ=3月卒業)

自分に対して親身になってくださる先生以外とは距離をおくべきだと思います。私自身が、中学3年生のときに担任からいやがらせや暴言などのいじめを受けた経験から、信頼できない教師の意見を聞く必要はないと考えるようになりました。人生は、他の誰でもなく自分のもの。自分を犠牲にしていたらいつか崩れます。未来の自分が後悔しないためにも、自分で選択した方が幸せです。(ゆぽ=3年)

【10】上司と部下の関係だと思おう

個人的に、高校の先生は師弟というより「仕事の上司と部下」という関係に近い感じがします。合わない先生がいたとき、その心構えでいると気が楽です。科目の質問くらいはしてもいいけど、デリカシーのない発言をされる危険もあるので、人は慎重に選ぶべきだと思います。(みかみ=3月卒業)