いつもそばにあって、ネットもゲームもできちゃう。そんなスマホの誘惑にはなかなかあらがえないもの。「今は触っちゃダメ!」な時、誘惑に打ち勝つ方法を高校生記者が伝授します。
スマホの制限機能を活用
スマホには使用に制限をかけるさまざまな機能があります。それらを活用し、利用時間をうまくコントロールしてみよう!
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【1】スクリーンタイムやフォーカスモードを活用
「スクリーンタイム」はついつい長く見てしまいがちな動画サイトやSNSに、時間の制限をつけることができる機能。そして「集中モード(フォーカスモード)」は、通知や着信に制限をかける機能です。動画サイトやSNSは、応援している方などの投稿にだけ通知を入れ、授業・勉強中は通知を隠して、休憩中にまとめてみます。見逃したくない情報はキープ、広告や要らない情報は遮断でき、無理せず誘惑をなくせます。(Spareribs=3年)
テスト前以外は友達と「スクリーンタイム」の設定をし合います。親に設定されるとついつい反抗してしまいがちですが、友達同士なら大丈夫! お互いにスマホ時間を減らせます。(Haruka=2年)
iPhoneの集中モードにある「おやすみモード」に設定して過ごしてみたところ、必要最低限しかスマホを見なくなりました。今は常におやすみモードに設定。勉強中も通知が鳴らず、集中して勉強ができるのでおすすめです。(ゆぽ=3年)
【2】時間制限機能にパスワードも追加
iPhoneのパスワード付きの時間制限機能をかけて使っています。以前はこのパスワードを自分で設定していたのですが、つい自分で制限を解除してしまい意味がなかったので、親にパスワードを設定してもらうようにしました。どうしても制限時間後にスマホを使う必要が出た時にだけ、使用用途を話して解除してもらうようにしています。(みかみ=3月卒業)
物理的に遮断する
そこにあれば、やっぱりついつい触ってしまう。そんな人にはこの方法。手の届かない場所にスマホを隔離! ここまですれば、さすがに大丈夫!?
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【3】スマホを携帯しない
テスト2週間前から学校のロッカーに携帯を置きっぱなしにして、時間を取られてしまいがちなYouTubeや友達とのやりとりの時間を強制的になくしています。(Haruka=2年)
【4】かばんの底にしまう
スマホの電源を切ってかばんの底にしまうなど、物理的に触れないようにしています。かばんの中から出して電源を入れて…という動作が面倒に感じるので触る回数が減ります。(りんぐ=3月卒業)
【5】スマホ以外で調べものする
勉強中に調べものをするときは教科書や参考書など、スマホ以外のもので調べます。スマホで他のことをしてしまい時間がたつことが防げます。マーカーを引いておけば調べたことが後から分かるので一石二鳥です!(りんぐ=3月卒業)
【6】音楽はウォークマンで
スマホが視界に入ると触ってしまうので、勉強をする時は目につく位置に置かないようにしています。私は音楽を聴きながら勉強をすることが多いのですが、スマホではなくウォークマンで音楽をかけることで、ついスマホを触ってしまうのを防いでいます。(桜いをり=2年)
勉強に生かす範囲で使う
遠ざけるだけが解決ではありません。スマホには勉強に役立つ機能だって満載です。学習のサポートにうまく使いこなせれば、何も問題なし!
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【7】タイムラプスで勉強姿を撮影
よく自分の勉強している姿をスマホのタイムラプス機能を使って撮影。勉強垢のように特にSNSに上げるわけではありませんが、撮影することで強制的にスマホを使えなくなります。一度撮影を始めるとなるべく長く続けたいと思うので、必然的に勉強時間が伸びたりもします。画角に時計(デジタルではないものがオススメ)が映るようにすると、見返した時に針が回っていく快感がクセになるので、何回も撮影してコレクションしたくなるはずですよ!(マリーナ=3月卒業)
【8】勉強アプリの通知をオンに
1年生の頃はYouTubeをだらだら見……。そこで単語アプリや学習記録アプリなどの通知をオンにして、こまめに取り組むようにしたところ、いつの間にか隙間時間を有効活用できるようになりました。必要な通知だけをオンにするのは、比較的取り組みやすいかと。スマホを断ち切る必要はないと考えています。むしろ、上手に使いこなせば最強の勉強道具です。(まじめがね。=3月卒業)