勉強と部活動。どちらも頑張りたい高校生にとって、両立する工夫は欠かせません。忙しい高校生活の中でも両立できる「最強のコツ」を教えます!
1、自分の状態に合わせた勉強パターンを作る
部活と勉強の両立は確かに難しいです…。「気持ち」だけで乗り切れません。運動部ではマネージャー、文化部では部長を務めながら、定期テストの対策を行なっていた私が編み出したコツは「自分の状態と宿題やテスト勉強などの課題量をすり合わせて勉強すること」。
私は、運動部で体力的にキツい場合、復習程度の簡単な問題を解いたり、苦手の発見に取り組んだりと、勉強のハードルを下げます。一方、文化部の活動後は、精神的に疲れてはいますが、頭を使ったあとなので集中力が高まり、いわば「勉強のスイッチ」が入っています。なので、熱中できるレポート課題をこなし、休みの日などまとまった時間が取れるときに苦手克服に特化した勉強をしていました。(マリーナ=3月卒業)
2、性格・体力・精神力に合った活動を
勉強を頑張りたかったため、部活では「舞台の裏方」を担当。もちろん、部活も勉強も自分を主役にして頑張れる方もいると思いますが、自分の性格と照らし合わせたとき「私は裏で支える方が合っているな」と感じたので、この道を選びました。性格、体力や精神力などは人によって違うので、自分に合った方法を探し出すことが大事だと思います!(ねねむる=2年)
3、友達と苦手を補い合う
理系科目が苦手な人は理系の友達を、文系科目が苦手な人は文系の友達を作っておくのが良いと思います。私は数学が苦手で英語が得意だったので、隣の席の数学が得意な友達によく質問していました。(みかみ=3月卒業)
4、部活にも打ち込んで自己管理能力を養う
部活と勉強を両立するには「部活に打ち込むこと」が大切だと思います。私の学校では、部活の頻度と学力の高さは全く関係ありません。むしろ、練習の多い部活の方が勉強と部活の切り替えができ、自己管理能力も高まるので、2つの両立ができるようになります。(かな=2年)
5、「忙しい状態」を楽しんで
高校1年生のときに担任の先生から「部活のために勉強をし、勉強をするために部活をしなさい」と言葉をかけられたことがありました。それが両立のコツなのではないかと思っています。勉強と部活のどちらかが忙しくなると、もう一方がおろそかになりそうでしたが、先生の言葉のおかげで「今やっていることに集中しよう」と思えるようになり、部活と勉強をどちらも一生懸命やるという忙しい状態を楽しめるようになりました。(manami =3月卒業)
6、活動が少なめの部活を選ぶのもあり
ちょっとズルい回答かもしれませんが……活動日数が少ない、ゆるめの部活に入るのもあり。私の高校では通学に1時間以上かかる人も多いので、「部活内で友達を作りたい」くらいの意識の人は、そのような部活に入っている場合も多いです。部活で人脈を作って、勉強を教えてもらえる確率を上げることもできるかも。(みかみ=3月卒業)