上智大学と慶應義塾大学は2022年4月29日午後5時半から、ウクライナ問題をテーマにしたシンポジウムを共同開催する。専門家の話を聞いたうえで、両大学の学長と学生が語り合う。オンラインで聴講する高校生を募っている。

まず両大学の研究者4人が専門家の視点から講演する。テーマと登壇者は▽国際法研究者の視点(兼原敦子・上智大法学部教授)▽旧ソ連地域研究者の視点(廣瀬陽子・慶應大総合政策学部教授)▽安全保障研究者の視点(鶴岡路人・慶應大総合政策学部准教授)▽和平調停・平和構築研究者の視点(東大作・上智大グローバル教育センター教授)。

続いて、「難民支援の実際について」と題して、ナッケン鯉都(りつ)・国連難民高等弁務官事務所駐日首席副代表が語る。

後半は、曄道(てるみち)佳明・上智大学長と伊藤公平・慶應義塾長が両大学の学生と「平和構築・軍事紛争予防のために何ができるか」というテーマで語り合う。

両大学の学生、教職員らに加え、一般の高校生もオンラインで聴講できる。申し込みは公式サイトから。