私は偏差値60後半の進学校に通っています。高校2年生のとき、公民の現代社会(以下現社)で学年2位になったことがあります。どんな勉強法をしているのか、紹介します。他科目にも応用できるかもしれません。(高校生記者・みかみ=3年)
プリントの端に先生の雑談もメモ
主に使ったのは、「授業プリント」「教科書」「資料集」の3つです。新たに自分で参考書は買い足しませんでした。授業プリントは、用語を書く空欄に、ピンクのマーカーと、3色のボールペンで記入しました
マーカーで書いた後、復習用にボールペンでなぞっていました。プリントの端には、先生の雑談や黒板に描かれたイラストもメモしました。文章よりも、イラストや図の方が記憶に残りやすいらしいので、難しい内容は自分から図で整理するようにしました。
用語と説明文を分けてマーカー
教科書は、太字、細字を問わず、用語や人物名には水色マーカー、それらの説明にあたる文章にはピンクのマーカーを引きました。この用語はこの意味を表しているとイコール関係を作ることで、暗記がしやすくなり記述の説明問題にも役立ちました。
資料集は、勉強に飽きたなと思うときにマーカーを引いていました。これをお風呂上がりにドライヤーをするときなどに眺めていたら、頭に残りやすくなった気がします。
自転車通学中に「声出し」復習
私は自転車通学なので、よく帰り道で人が少ない場所を通るとき、授業で習った内容を声に出して復習していました。できるだけ授業での先生の様子を完全に再現することがポイントです(笑)
これは私の通学条件がちょうど良かったからできた方法であり、実際にやるなら、家など1人で勉強しているときにするのが良いと思います。プリントで勉強する際、赤シートで隠しながらブツブツ話すのが効果的です。五感を使って、知識を整理できるようにしましょう!