学校で大量に配られるプリントなど配布物をつい放置していませんか? プリントを見つけ出すのに毎度苦労しているあなたに、オススメの分類術をご紹介します。

まずは用途ごとに分類

整理整とんの第一歩「分類」は、あまり細かすぎても、大ざっぱすぎても不便です。継続できて、快適に使える分け方を見つけましょう。

【1】勉強用、連絡用に分ける

授業で配られる「勉強のプリント」と、終礼で配られる「連絡のプリント」を違うファイルに入れて保管しています。勉強用のプリントは配布時にパンチで穴を開け、全てを一冊の2穴バインダーに保管。好きなときに、好きな教科の勉強ができるようにしています。連絡のプリントは穴を開けず、透明なファイルに入れて持ち帰ります。(さるすべり=1年)

授業で配られたプリントはバインダーに保管している

学校のプリントは主に授業、課題、連絡に分類できるので、私はこの3つの用途ごとにファイルを分けています。授業ファイルには、教科ごとに10ポケットが1冊にまとまったファイルを使っています。バラバラのファイルを使う必要がなくなるので、管理が面倒と思っているズボラには便利です。ただ、ファイルに入ったまま放置しているとだんだん重くなっていくので、適度なタイミングで整理をします。

(百瀬=2年)

【3】保護者向けプリントはすぐ渡す

プリントはまず親に渡します。学校の授業で使いそうなプリントのみ、科目別にファイルに入れるように心がけています。(ゆいまる=2年)

機能性の高いファイルを活用

1年間で配布されるプリント量は相当なもの。収納、整理の負担を軽くしてくれる心強い高機能なファイルもあるようです。

【4】入れ替えしやすいファイルを使う

私は中学生の頃から「ノビータα」というクリヤーブックに大事なプリントを入れています。クリヤーブックの中に薄型ファイルをセットでき、ファイルの単位の追加、入れ替えが自由自在。プリントが入りきらなくなったら新しくファイルを追加して使っています。

背幅が変わるので、たくさんプリントを入れてもファイルが曲がらないし、収納しやすいのでオススメです!(ねねむる=1年)

【5】ポケットファイルと付箋を活用

ポケットファイルにしまっています。6〜10枚ほどに区切られているので、普通のプリントはもちろん、テストの点数表など小さなものをしまうときにも、失くしにくいので便利です。それでもプリントが混ざってしまうことがあるので、私の場合は付箋でざっくりと入れる場所も決めています。(みかみ=3年)

付箋で示したインデックスごとにプリントなどをしまう場所を決めている

【6】スリムにしまえる100均ファイルを活用

「ノートを使わず、プリントで授業する教科」のプリントを、100均店Seriaの超スリムなポケットファイルに収納しています。一般的なポケットファイルは背表紙の内側にポケットが取り付けられていますが、これは裏表紙の内側に取り付けられているので、背幅が驚くほど細いことが特徴。なんとコピー用紙をMAXの20枚入れても、厚みは1cmです。色もバリエーションがあるので、教科ごとに分けられます。(sumomo=2年)

デジタル化でさらに便利に

スマホでさらに手軽にプリントを整理する方法もご紹介。プリントの内容を撮影してしまえば、送信も分類も片手でできて、収納場所にも困りません!

環境にも優しいペーパーレス化。将来、紙のプリントは無くなるのかも?

【7】撮影して保存、親に送信

私の学校はスマホ使用OKなので、プリント類は配られた瞬間に写真を撮り、提出が必要なものはファイルに入れ、必要ないものは捨てます。両親に見せなければいけないプリントも、その場でLINEで送っているので、渡しそびれることもありません。写真の振り分けやファイル化を活用すれば、なくす心配もなくなります。(Spareribs=2年)

【8】クラウドにアップロード

配られたプリントは、撮影してGoogle Driveに保存しています。主に「小テスト」、「週末課題の表」を撮っています。その他進路に関わるものや「定期テスト対策プリント」など、分類して保存できるのでとても便利です。

1人に1台iPadを配布されているので、先生の許可は必要ですが、クラスの共有ドライブを作ることもできます。活用の幅がとても広いので、オススメです!(めておーら=2年)

【9】書類スキャン機能を活用

もらったその時に、iPadやスマホで写真を撮るようにしています。iOSデバイスの場合、純正のメモの機能「書類スキャン」が便利で、自動で四角に切り抜きしてくれ、色も調整してくれます。PDF化すると他の人と共有しやすいのもポイントです。プリントはかさばるのでデジタル化がおすすめです。(NAGY=2年)