皆さんは勉強のやる気が出ないとき、どんなことをしていますか? なんとか頑張って机に向かう人も、諦めてスマホを触ったりしてしまう人もいると思います。今回は、圧倒的に後者だった私が積極的に勉強するようになった、モチベーションアップ方法をご紹介します! (高校生記者・とまとおさかな=2年)

オタ活に忙しい、でも勉強しなきゃ

私にはいわゆる「推し」がいます。テスト期間も推しを眺めることで忙しく、結局計画的に勉強できずに一夜漬け……、なんてこともよくありました。

しかし、あるとき担任の先生から、「行きたい大学があるなら、そろそろ勉強を始めた方がいいよ」と言われ、受験や勉強について本格的に考えるようになりました。

確かに志望校には合格したい。でも、もう少しオタ活をしたいのでやる気が出ない……。そんな時に思いついたのが、「推しへの愛をそのまま勉強のモチベーションに変換する」方法です。

机の周りに推しの写真を置く

まず初めに、推しのカードやブロマイドなどのグッズを、勉強机の周りに置くようにしました。そうすることで、机に向かうことが「推しに会いに行く」という感覚になり、憂鬱(ゆううつ)な気分もかなり軽くなります。

机周りのグッズ。「推しに会いに行く」気持ちで勉強に向かえる

私は勉強中でもすぐにスマホを触ってしまう癖があったのですが、「推しにかっこ悪い姿を見せるわけにはいかない!」と思うようになり、勉強に集中できるようになりました。何より推しに応援されているようで、やる気も出ますし、うれしくなります。

ただ、グッズが多すぎると机のスペースが減って使いづらいので、お気に入りのものを数個だけ置くようにしましょう。逆に「見られていると集中できない」という人は、目が合わないような写真を選んだり、推しのモチーフのアクセサリーを身につけながら勉強するのも良いと思います。

達成したら推しの印鑑を押す

その他にも、私は勉強の計画表に推しのカードを挟んだりしています。これも机周りにグッズを配置することと同じように、勉強への嫌悪感をなくすために行っていることです。

また、連絡帳を勉強の計画表の代わりにしています。設定した計画を1日で全て達成できたら、推しの名前の印鑑を連絡帳の下の欄に押しています。そうすると推しに褒められているようでうれしいのでおすすめです。

実際に計画表として使っている連絡帳。達成したら推しの名前の印鑑を押す

ただ、この勉強法を周りの人に言うと引かれてしまう可能性もあるので、自分だけの秘密にしましょう。推しがいる同士の皆さん、ぜひお試しください!