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学校生活の中で「本当に必要？」と疑問を感じる出来事やモノはありませんか？ 高校生記者たちに聞いてみました。
１、「イベント」の無駄
楽しいことも多い学校行事などのイベント。だけど「これは無くてもいいんじゃない？」と感じるものもあったりして……。
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誰のためだかわからない「生徒総会」
学校生活の無駄を挙げればキリはなく……。中でも最近思うのは、生徒総会です。生徒会活動のために各委員会や生徒会役員が活動を説明し、要望を受けたりする場なのです。けれども、実際はどうやってもかなえられない要望ばかり。委員会も生徒会役員も事前に来た要望に「NOを突きつける理由探し」をせざるを得ないように思います。しかも、生徒総会の話を聞いている人もごく一部です。（鈴木とこー＝3年）
受験勉強を阻む「夏休みの宿題」
高校3年生になっても出る、夏の宿題はかなり無駄だなと感じます。高校3年の夏ともなると、ほとんどの人が進路を決め、それに向かって毎日寝る間を惜しんで勉強をします。
そんな大事な時に出される、謎の家庭科の宿題は本当に無駄だと感じてしまいます。はっきり言って、そんなことをやっている暇はない。本当にやめてほしい。（かなた＝3年）
月１回の「大掃除」
月に1回ある大掃除です。私の学校では、普段は放課後に当番の人たちが掃除を10分もかからないで行っています。ですが、毎月1回の大掃除では、30分も時間を取ってあり当番じゃない人も手伝います。
いつもの倍の人数で掃除すればそんなに時間はかからないのに、早く終わっても授業時間に含まれていて帰れません。無駄だと思います。（sumomo=2年）
２、「モノ」の無駄
「これ、必要？」「誰の役にも立ってない」そんなモノが、なんとなくそのまま残っている……。
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「チョーク」のメリット、無くない？
「チョークって無駄だなぁ」と思っちゃいます。先生の服は汚れるし、落とすと床は汚れるし、指名されたときも書きづらくてどうしても下手な字になってしまうし。早くホワイトボードかタブレットに転換してほしいです。（みーひ＝2年）
一カ所にまとめて置いてある「自販機」
自動販売機。まず4つもあることが少し多すぎるのではないかと思った。しかも案外値段が高いし、種類が微妙に少ない。もうひとつ、どうせ4つも置くなら分散して置けばいいのに全部１カ所に集まっている。（百瀬=２年）
学んだ内容を生かさない授業
学校でSDGsについて学んでいるのに、ゴミをどんどん出しているのが気になります。
特に衝撃を受けたのは1年生のときのオリエンテーションでした。1日目に世界の貧困等について学んだにもかかわらず、2日目はクラスの絆を深めるために、パスタとマシュマロを使って高いタワーを作る方法を編み出すという内容でした。
学んでいる内容を生かさない活動は今すぐになくしていくべきだと思います。（まじめがね。=3年）
３、「時間」の無駄
高校生活は、思った以上に「やらなくてはいけないこと」が決められていて、本当に自分がやりたいことに時間が使えない、なんて意見も。
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「模試」が多すぎる
模試の多さが無駄に感じます。「受験生だから」かもしれませんが、毎週何かしらの校外・校内模試があるという月もあり、体力的にも大変です。
模試は自分の現在地が数値化され、分からないところが浮き彫りになるので、大切だということは分かっています。しかし「勉強する時間がなければ、ずっと同じ位置にしかいないのでは？」と思います。
やるにしても、もう少し日程を考えてほしいです。週末だけでなく、平日も時間がないのはさすがにキツかったです。（JiWoo=3年）
不安すぎる授業時間の改革
私たちの学校は、来年度から授業が水曜・土曜以外の平日は7時間に増え、授業時間は今までの50分から45分に短くなります。
45分授業になれば、「今までよりも1コマの時間が短くなってうれしい」という声もありますが、短くなった分、「授業進度が速くなるのではないか」と不安に思っている人もいます。7時間は生徒の負担も大きいし、やらないといけないことも多くなってしまいます。（Rinka=2年）
４、番外編「無駄なんてない！」……はず
一見無駄に思えることでも、自分次第で意味を持たせることができるはず！ そんな前向きな意見もありました。
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高校生活に「無駄なんかない」と思いたい
「無駄なんてないです！」と心の中で青春を謳歌（おうか）する私の声が聞こえてくる気がしなくもないですけれど……終礼の時間の頃、電車が出発してしまうので、結局学校に残らなければならないことは無駄……かも。ですが、「何事も無駄ではない精神」で自分自身を説得しようと試行錯誤している次第です（笑）（やまと＝2年）
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