高校生活で避けられない「三者面談」。普段の学校生活・受験に向けた進路相談などを、自分と先生、そして親を含めて共有する大切な場……なんだけれど、気まずい・気恥ずかしい人も多いのでは。今回は高校生記者たちに、三者面談でありがちなことを聞いてみました。
親と先生の会話中の「謎の時間」
親と先生が話しているときに何をしたらいいかわからない、あの「謎の時間」ですかね。自分のことを話していて、とても大事なことなのに、特に何も言えないもどかしさはみんな必ず経験したことがあると思います。(かなた=3年)
親が前のめり「私もいるんですけど」
担任の先生はいつも通りに私に接して下さっているのに対して、私の保護者はいつもよりも気合いが入っているので、たまに相互の会話に熱量のズレが生じる。三者面談だけど実質生徒本人は「影」になっていて、二者面談になっている。(百瀬=2年)
先生&親からのプレッシャーがやばい
中学の時の話なのですが、進路に関わる大事な三者面談は「もう時が止まっているの?」と思うほど時間を長く感じました(笑)。先生と親から送られる目線と言葉……、今まで私が感じた中で、ダントツでナンバーワンに不安を感じたシチュエーションでした。
三者面談終わりの親との会話がまた、当時の私にとってはすごく嫌だったのを覚えています。高校生になった今はこれから三者面談があるので、今から緊張しそう……。(やまと=2年)
ネガティブな意見に心乱される
話しているうちにだんだんと自信がなくなっていく。これは模試であまり良くない成績だった人は特にあるあるではないでしょうか。
先生に痛いところをつかれて「分かっているし、やっているんだけどなあ」と思います。しかし先生のおっしゃる通りですし「一度心に決めた進路だけど、別の進路に変えるべきなのか」とどんどん悩んでしまいます。
私の心が弱いのか、現在進行系で第一志望を諦めようかと悩んでいる次第です。これ、あるあるではないですか?(JiWoo=3年)
喉元過ぎれば……ってやつ?
毎回三者面談が近づくにつれ、「あぁ……。あと○日で三者面談だ……」って友達と言い合います。けれど、終わった次の日は「別に怖くなかったね」「めっちゃ怒られるかと思ってたけど大丈夫だった!」となります。(sumomo=2年)
親は先生の意見に引っ張られがち
三者面談では、先生の意見に親が同調してしまい、結果として「親&先生VS生徒」という構図が出来上がりがちになります。自分の志望大学に対し、偏差値が足りなかったとしても、親にもっと励ましてほしい気持ちがある生徒は多いのではないでしょうか。
親が先に諦めてしまうと、少しマイナスになってしまいます。現状を認識することはもちろん必要ですが、それでも諦めずに進められるような声かけを親と先生にしてほしいと思います。(まじめがね。=3年)